好きなカードを紹介していく。第五回「ラースの灼熱洞」

 皆さんごきげんよう。本巣だ。今回は、昔から存在する赤らしいエンチャントを紹介する。

 これだ。

 

ラースの灼熱洞 (1)(赤)(赤)(赤)
エンチャント

発生源がクリーチャーかプレイヤーにダメージを与える場合、代わりにそれはそのクリーチャーかプレイヤーにその2倍のダメージを与える。

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 今回ご紹介するのは、赤のエンチャント。しばしば登場する、倍加系のものだ。

 詳細を見ていこう。

 先ずコストは4マナ。その中で色を指定するシンボルは3つと、かなり色拘束が強いカードだ。エンチャントと言えば緑や白が多いイメージがあるが、赤のエンチャントも個性では負けていない。

 その効果は、発生源がクリーチャーかプレイヤーに与えるダメージを2倍にするというものだ。この発生源というのはクリーチャーによる戦闘ダメージでもいいし、赤お得意の火力呪文でもいい。それらがクリーチャーかプレイヤーにダメージを与える際、ダメージ量を2倍の数値に置換する、というのがこのエンチャントの効果である。

 当然ではあるが、火力を多く持つ赤にとって有利な効果だ。例えば、赤1マナの火力である「稲妻」や「溶岩の撃ち込み」などの火力呪文は、単純に効果が2倍となり、与えるダメージが6点となる。とてつもないマナ効率である。

 しかし、この効果は強いデメリットも内包していると言える。火力を持つ赤を相手にした場合は、相手の火力も威力が倍になってしまうのである。そうでなくても、大型のクリーチャーを多数抱える緑の攻撃力は倍になり、一歩間違えればこちらが即死しかねない諸刃の剣だ。

 

 あなたに勝利が見えている時は

 

 このエンチャントを唱える時は、勝ちが完全に見えている状況でなければならないだろう。具体的には、手札にある火力で相手を仕留めきれる公算がある場合に使った方が良い。マナが余っているからと無計画に戦場に出してしまうと、返しのターンに殴り殺されてしまいかねない。このカードが場に出ているとき、こちらの勝利が近くなっているのと同時に相手の勝利も近くなっているリスクを認識するべきだ。

 しかし、こちらのデッキを「ラースの灼熱洞」向けにチューンしていれば、アドバンテージを取りやすいゲームメイクもできるだろう。仮に、「ラースの灼熱洞」のオーナーがフルバーンを使っているならば、「紅蓮地獄」や「地震」といった全体火力のデメリットは殆ど無視できる。これらの火力も威力が倍加されるため、「紅蓮地獄」ならばタフネス4までのクリーチャーを、「地震」ならば、Xの値の倍のタフネスのクリーチャーを除去することができる。ついでにプレイヤーへの火力も倍加され一石二鳥だ。

 さて、普通のバーンで使っても面白いカードであることは解っていただけたかと思うが、私はもう一つ、コンボパーツとしての運用法を紹介したいと思う。

 やり方はこうだ。

 先ず「モグの偏執狂」「怨馬」「ボロスの反攻者」「ぬいぐるみ人形」のうち、2枚を用意する。ただし、「怨馬」「ボロスの反攻者」は必ず1枚用意してほしい。

 例として、2ターン目に「モグの偏執狂」、3ターン目に「ボロスの反攻者」を戦場へ送り出したとしよう。そして4ターン目に「ラースの灼熱洞」だ。

 さて、ここまで用意できたならあとは簡単だ。フルタップしているであろう山のうち2枚を生贄に捧げ、手札から「火炎破」を唱える。対象は「ボロスの反攻者」だ。対象はクリーチャーのため、「ラースの灼熱洞」の置換効果が働き、ダメージは8点へ倍加される。「ボロスの反攻者」はタフネス以上のダメージで死亡するが、その前に誘発型能力で受けたダメージを他へ飛ばすことができる。ここで次に対象とするのは、「モグの偏執狂」だ。

 もうお分かりだろう。「ボロスの反攻者」が「モグの偏執狂」に与えるダメージがさらに倍加され16点に。そして、「モグの偏執狂」の能力で対象となるプレイヤーに32点ものダメージが発射されることになる。いわゆるワンショットキルという奴だ。相手がソウルシスターズでもない限り一撃で焼き切ることができるだろう。私はこのデッキに"とある魔術の超○磁砲"なる名前をつけていた。ネタデッキではあるが、対戦相手をあっと言わせるという目的は達成できた筈である。


 このカードを総評すると


強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・嵌れば強いが状況を選ぶ)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★★★★☆(星4・場合によってはコントロールより複雑化する事も)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★★☆☆☆(星2・相手にもメリットが生まれる為極端な理不尽さはない筈)

 

 今回も簡単に扱えるカードではないが、使い方次第で心臓が飛び出るほどスリリングな対戦を楽しめる。世の赤使いの方は、ぜひ専用デッキを組んでみてほしい。

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