好きなカードを紹介していく。第七回「ヴェズーヴァ」

 ごきげんよう。本巣だ。今回は、何にでも化けられる多相の戦士のような土地を紹介しようと思う。

 これがそうだ。

 

ヴェズーヴァ
土地

あなたは、ヴェズーヴァが戦場に出ているいずれかの土地のコピーとしてタップ状態で戦場に出ることを選んでもよい。

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 コピーという表現があるように、この土地は他の土地に化けることができる。

 詳しく見てみよう。

 テキストには、この「ヴェズーヴァ」は戦場に出ているいずれかの土地としてタップインできる、とある。即ち、自分が増やしたい任意の土地を増やすことができるカードと見ていいだろう。例えばデュアルランドなどをコピーすればより柔軟性の高いマナ基盤を築くことができるし、色事故が起きても対戦相手が欲しい色の土地を使っているならそれをコピーしてしまえば解決する。

 ただし、この土地はタップインだ。即効性に欠けるのはデメリットと言えるだろう。ウィニーやミッドレンジでは、通常の土地を出してテンポを稼いだ方が良い。速度の遅いコントロールか、「雲上の座」のような複数用意して大きな効果を発揮する土地と相性が良い。

 特に、その「雲上の座」とは抜群の相性を誇る。

 MTGでは、本来同カードを4枚までしかデッキに入れることができない。当然「雲上の座」も4枚しか搭載できないため、緑のサーチなどを持ってしても、最大で16マナまでしか発生させることができない(普通に考えれば十分すぎる量ではあるが)。

 しかしこの「ヴェズーヴァ」を使えば、その上限を超え、実質8枚体制とすることができるのである。以前、「雲上の座」は枚数の二乗倍のマナを生み出すと紹介した。よって、4枚時の発生マナは16点。一方「ヴェズーヴァ」を搭載すると、実質8枚体制となり、最大発生マナは64点に達する。

 これだけのマナを用意できれば、無限マナでなくとも多様な勝ち手段を取ることができる。仮に、(「ヴェズーヴァを」含めた)5枚の「雲上の座」を用意できれば、合計25点の無色マナを得られる。これをx火力などに注ぎ込めば通常一撃で相手を焼き切る事ができる。「歩行バリスタ」などに注ぎ込み大型を作るのも有効な手段だ。一度攻撃を通してしまえば、あとは「歩行バリスタ」を分解して火力に変換するだけでゲームが終了する。

 

 ルール変更で弱体化


 そして残念ながら、現在では使えない活用法も一応紹介しておこうかと思う。MTGを長期間遊んでいる方であればレジェンドルールはご存知だろう。伝説であるパーマネントは、戦場に一つしか存在できない、というものだ。

 現在のルールでは、各プレイヤー1枚まで、同名の、伝説のパーマネントを持つ事ができる。そして、2枚目の同名パーマネントが戦場に現れると、そのどちらかを墓地へ送らなければならない。

 しかし以前のルールでは、全ての戦場に伝説の同名パーマネントは1枚しか存在することができず、例え後から戦場に現れたとしても、お互いのパーマネントが対消滅を起こしてしまい、双方が墓地へ送られていた。

 つまり、相手が強力な伝説の土地などを使っている場合、こちらがヴェズーヴァを戦場へ出す事で意図的に対消滅を起こし、相手の土地を除去する事ができていたのである。クリーチャーで言えば「クローン」の使用法に近い。よってこの土地はレジェンドルール変更で弱体化したと言って良いだろう。


 このカードを総評すると


強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★☆☆☆(星2・単体では意味が薄い)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・組み合わせる特殊地形次第で柔軟な動きが可能)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★☆☆☆☆(星1・レジェンドルール変更で弱体化)


 「ヴェズーヴァ」の紹介は以上だ。私は「雲上の座」とばかり使っていたが、今後面白いCIP能力を持つ土地が登場すればまた活躍するかもしれない。お持ちでない方は、一度試してみては如何だろうか。

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