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好きなカードを紹介していく。第八回「大祖始」

 ごきげんよう。本巣だ。今回はある意味定番のフィニッシャーを紹介しようと思う。

 こちらがそうだ。

 

大祖始 (白)(白)(青)(青)(黒)(黒)(赤)(赤)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー - ハイドラ・アバター

プロテクション(すべて)
大祖始がいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれる場合、代わりに大祖始を公開しそれをオーナーのライブラリーに加えた上で切り直す。

10/10

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 初見の方は色々と言いたい事があるかと思う。

 詳細を見ていこう。

 先ずはコスト。驚くべきことに、点数で見たマナコストが10点もある。その上、それら全てが色指定となっている。見たこともないような色拘束である。

 その上、でかい。10/10まで来ると、もはやダメージで倒すことはほぼ不可能だろう。しかし、このクリーチャーは更に、それすら不可能にする能力を持っている。

 プロテクション(すべて)、だ。

 このキーワードに馴染みのない方のため説明すると、プロテクションの括弧に入っている色やタイプに対する防御能力である。最も多いのは色に対するプロテクションで、プロテクション(赤)やプロテクション(黒)と表記する。その防御効果だが、色に対するプロテクションであれば括弧内の色を持つ呪文や能力の対象にならない、対象の色を持つ発生源からのダメージを受けない、対象の色を持つクリーチャーにブロックされない、となる。

 かなり強力なキーワード能力である事がお分りいただけただろうか。サイドボードから投入しようものなら、相手のデッキは悶絶する事間違いないような防御性能である。おまけにプロテクションに対応した色を持つクリーチャーにブロックすら許さない。攻守ともに優れた能力と言える。

 話を「大祖始」へ戻そう。この「大祖始」は、そのプロテクションを搭載しており、括弧内の表記は"すべて"だ。まるでオリジナルカードのような表記だが、これが何を意味するのか冷静に整理してみよう。

・すべてのクリーチャーにブロックされない。
・すべての呪文や能力の対象にならない。
・すべての発生源からダメージを受けない。


 これはコントローラーも例外ではなく、「紅蓮地獄」や「インフェルノ」でもダメージを与える事ができない。恐るべき性能である。コストも規格外だが、シンプルなテキストに含まれる効果は強力極まりない。

そして、墓地へ置かれるとライブラリーに戻る能力は、以前に紹介した「セラのアバター」と同じく、容易にリアニメイトさせないためのデメリット能力だ。

 このクリーチャーは、それだけの性能があるとデザインしたWoCも認めているのだろう。

 

 

 性能は高いが、やはり一番の問題は

 

 このコストである。まともに出そうとすると緑でひたすら土地サーチを繰り返し、「虹色の前兆」や「社交の達人」などで無理やり色マナを絞り出して着地させる事になる。不可能ではないが、10マナ、かつ5色のマナ基盤が整う頃には、相手も迎撃準備完了になっている可能性が高く、有効性は低下している。

 現実的な運用法としては、やはり「自然の秩序」などに代表されるサーチ兼コスト踏み倒し呪文だ。これなら、3ターン目辺りに「極楽鳥」を犠牲にして「大祖始」を着地させる事ができる。また、「変身」などもこのカードを出す手段としては定番だ。こちらもおよそ3~4ターン程度で出す事ができる。さすがにここまで早いターンにフィニッシャーが出て来ると、相手も対処が難しい。

 

 ブロックなども許さないため、あとは相手を2回殴れば勝利だ。


 しかしながら、これだけの性能を持つ「大祖始」の防御能力にも弱点はある。先ずは「悪魔の布告」などの布告系除去だ。これは「大祖始」そのものを対象としておらず、また選ぶ行為は対象に取る事とは異なるためプロテクションに関係なくこのカードを選べてしまう。強制的に生け贄に捧げられてはこのカードも為すすべはない。対策としては、代わりに生け贄に捧げるクリーチャーを用意するなどだろう。前述の「極楽鳥」や適当なクリーチャーを出しておき、場が「大祖始」だけにならないようにする事が必要だ。

 また対象を取らない「神の怒り」などの全体除去でも破壊される。プロテクションでダメージは軽減できるが、あくまでダメージを受けないだけなので、対象を取らない破壊効果の前には無力である。


 このカードを総評すると


強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★★★☆(星4・戦場へ着地できればほぼ無敵)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★★☆☆☆(星2・強いがコンボギミックの一部などにはなれない)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★★★★★(星5・対戦相手の立場なら目の前が真っ暗になる)


 以上が「大祖始」の紹介だ。出れば非常に対処が難しく、強力だ。このカードを出す手段を考えつつ、新しいデッキを組んでみては如何だろうか。

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