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好きなカードを紹介していく。第十二回「セラの天使」

 ごきげんよう。本巣だ。今回は、当時コントロールで愛用していた方も多いであろう、あの生物を書いていこうと思う。

 

 こいつだ。

 

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画像引用元: Gatherer - Magic: The Gathering

セラの天使 (3)(白)(白)
クリーチャー - 天使

飛行
セラの天使は、攻撃に参加してもタップしない。

4/4

 

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 セラの天使、セラエンなど、古参のプレイヤーならば懐かしく感じるかもしれない。テキストは、あえてキーワード能力になる前のものである。

 

 さて、例によって詳細を見ていこう。

 

 先ずはマナコスト。こいつは白のダブルシンボルに不特定マナが3点の合計5マナだ。コストの分類で言えば、ミッドレンジの重量級に位置するだろうか。

 

 さて、問題はコストパフォーマンスだが、このカードはこれが優秀だ。

 

 サイズは4/4。現代では大きいと言い難いが、これが飛んでいるとなれば話は別である。そして、攻撃に参加してもタップしない能力まで持ち、攻防に活躍する優秀フライヤーだ。

 

 私がMTGを始めた当時、青系のコントロールが隆盛を極めていた時代では定番のクリーチャーだった。4ターン目に戦場をリセットする「神の怒り」から、5ターン目にこの「セラの天使」を着地させ攻撃を開始、相手の後続を手札で抑えながら殴りきるという、往年の青白パーミッションを語る上で外すことができないクリーチャーである。

 

 今こそ更にコストパフォーマンスの優れたクリーチャーがいるものの、当時は比肩しうる生物が居ないほどに優秀だった。特にフライヤーという点で、だ。

 

 何がそこまで優秀であったのか。一番の理由は、やはりトータルバランスだろう。

 

 飛行していてもクロックが小さければ戦力として頼りない。サイズが小さければ、防御に回れる利点を活かせない。サイズが同じ4/4でも、回避能力がなければ対戦相手のライフを確実に減らせない。

 

 何か一つが掛けても、それは物足りない、ありふれたクリーチャーだ。しかしこの「セラの天使」はコントローラーが求める生物の要件を全て持っていた。よって、同色に採用率が高かった事も当然と言えよう。

 

 インベイジョンで登場した「火炎舌のカヴー」にタフネス4が軒並み駆逐されるまで、彼女は常に最前線に立っていたのである。

 

 そして、このカードが活躍していたもう一つの理由に、パワー4という点も加えておこう。

 

 

 クロック効率を考える

 

 少し話は逸れるが、筆者がコントロールを使う上で特に重要だと考えているのがクロックだ。MTGにおける与ダメージの指標で、当然大きい方が優秀なのだが、このクロック量には効率の境界線が存在する。

 

 先ずは1クロック。即ち、対戦相手へ1ターン辺り1点のダメージを与えられる状態だ。MTGの初期ライフは20点であるため、これでは20ターンかかってしまう。では2クロックならどうだろう。単純に与ダメージが2倍になり、相手を倒せるターン数は半分の10ターンとなる。同じように3クロックならば7ターン。4クロックなら5ターン。5クロック、6クロックなら4ターン、7クロックならば3ターンとなる。

 

 これらのクロック数を見比べると、4クロックまでが最も倒せるターン数を短縮できている事にお気づきだろうか。4クロックは1クロックに比べて15ターン、2クロックに比べて5ターン、3クロックに比べて2ターン早く相手を倒せる計算になる。当然クロックは多いに越したことはないものの、5クロックのクリーチャーは往々にして6マナ以上であるため、1ターン遅れて出すよりも「セラの天使」を着地させて攻撃を開始した方が良い事になる(現代では5マナ圏に「悪斬の天使」などの怪物が居るためこの限りではないが)。

 

 残念ながら、当時の、という注釈がつくものの、このカードがいかに優秀なクリーチャーかお分りいただけたかと思う。高価なパワーカードなどを求めないカジュアル環境であれば、今でも十分通用するフィニッシャーになり得るだろう。

 

 ただし、シールドやドラフトなどのリミテッド環境では未だに現役である。見つけたら色を変えてでもピックしたいクリーチャーだ。

 

 このカードを総評すると


強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★★★☆(星4・アンコモンである事が信じられない強さ)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★☆☆☆☆(星1・強く堅実で面白みはない)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★★☆☆☆(星2・このカードというより、搭載されているアーキタイプがいやらしい)


 日頃ビートダウンしか使わないという方も、たまには青白コントロールを組んでみては如何だろうか。クリーチャー戦闘以外の駆け引きを楽しめる筈だ。

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