好きなカードを紹介していく。第十六回「羽ばたき飛行機械」

 ごきげんよう。本巣だ。今回は、ビートダウンからコンボデッキまで幅広く活躍するアーティファクトクリーチャーを紹介しようと思う。

 

 こいつだ。

 

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画像引用元: Gatherer - Magic: The Gathering

 

羽ばたき飛行機械 (0)
アーティファクト クリーチャー - 飛行機械

 

飛行
0/2

 

 

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 アンティキティーが初出で昔から存在しているカードだ。しかし、このカードは現代でも使われる"特別"を持っている。

 それではいつも通り、順に詳細を見ていこう。

 先ずはコストだ。括弧の中は"0"と表記されている。即ち、このカードを唱えるためのコストはゼロということになる。1から2や3は大して違いはない(というと大げさだ)が、コストが全くの0となれば話は別だ。これによって、このカードはあらゆるコンボを生み出すことになる。詳細は後述しよう。

 次にサイズを確認。0/2で、攻撃能力は皆無。単体では空を飛んでいる耐久力の低い壁程度の価値しかない。ただ、最序盤の小型フライヤーなどを受け止めるのに十分ではある。

 しかしやはり、このクリーチャーが真価を発揮するのはシナジー・コンボだろう。

 

 

 "0"が生み出す可能性

 

 ノーコスト、という特徴は、MTGにおいてかなり魅力的だ。組み合わせるカードによっては、簡単に無限コンボを発生させてしまう。

 例えば無限マナだ。

 先ずは「アシュノッドの供儀台」か「クラーク族の鉄工所」を用意しよう。これらのアーティファクトで「羽ばたき飛行機械」を生け贄に捧げると、マナプールに(2)が追加される。実はマナ効率がこの時点で「暗黒の儀式」クラス(点数で見たマナ・コストの利得は同じ)となり、それなりに強力なのだが、ここから一捻り。

 これらカードに、「永劫の輪廻」を追加する。これによって新規にクリーチャーを引くことはできなくなってしまうが、代わりに、戦場で死亡したクリーチャーを無条件に手札へ戻すことができるようになる。

 このエンチャントを戦場に出すことにより、「羽ばたき飛行機械」を生け贄に、それが手札に戻り、また0マナでプレイ、生け贄に、と、簡単に無限ループを作ることができる。あとは大量に生み出したマナを「威圧の杖」や「次元橋」などに注ぎ込み、ライブラリからフィニッシャーを引き出せば良い。

 あるいは、「卑怯」と「稲妻のすね当て」のコンビ。これで無限にカードをプレイ、「稲妻のすね当て」の装備能力を使い、「羽ばたき飛行機械」を対象に、「卑怯」の効果が誘発しこのカードが手札に、と、無限にプレイができる。通常であれば意味のない、利のないループだが、"呪文をプレイ"という行動そのものが重要だ。

 そう、先日紹介した"ストーム"である。あとは、適当な土地からマナを出し、「思考停止」などを唱えれば、対戦相手のライブラリーは消滅する。

 また、ビートダウン系デッキでの活躍も著しい。特にアーティファクトを大量に投入した、いわゆる親和系デッキでの採用である。

 親和とは、親和(X)と表記されるキーワード能力で、自分がコントロールするXの部分に書かれたパーマネントの枚数だけ、唱えるのに必要なマナ・コストが軽減される、というものだ。

 そして、「羽ばたき飛行機械」は0マナのため、マナを支払わずに戦場へ出すことができる。よって、"親和(アーティファクト)"のカードを持っていれば、戦場に出ているだけで(1)分のマナ発生源として働いている事になる。

 さらに、このアーキタイプでは自身の飛行能力も有利に働いた。スタンダードで禁止が発表されるまでは「頭蓋囲い」という装備品が採用されており、この効果が、装備しているクリーチャーのパワーを、自身がコントロールするアーテクファクトの数だけ上げるというものだった。

 クリーチャーや通常のアーティファクトはおろか、土地までもアーティファクトだった初期型の親和は、簡単に4、5のアーティファクトをコントロールすることができていたのである。これを装備した「羽ばたき飛行機械」のパンチ力はシャレにならない数値になっていることが多く、下手をすると3ターン目に6から7クロックに到達してしまう事もある程だ。スタンダードでこのスピードが許されなかったのも納得である。

 このカードを総評すると

強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・攻撃能力は皆無だが、ノーコストが一番の強み)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★★★★★(星5・シナジー・コンボ多し)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★☆☆☆☆(星1・単体ではただの壁)


 破壊されやすいものの、シナジーを持つカードは多い。デッキの中心にはなり得ないものの、茶単などのデッキをお持ちの方は、採用してみては如何だろうか。

 

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