好きなカードを紹介していく。第十七回「イゼットのギルド魔道士」

 ごきげんよう。本巣だ。今回は、夢の広がるコピー系能力持ちのクリーチャーを紹介しようと思う。

 

 こちらだ。

 

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画像引用元: Gatherer - Magic: The Gathering

 

イゼットのギルド魔道士 (青/赤)(青/赤)
クリーチャー - 人間・ウィザード

 

(2)(青):点数で見たマナ・コストが2以下の、あなたがコントロールするインスタント呪文1つを対象とし、それをコピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。
(2)(赤):点数で見たマナ・コストが2以下の、あなたがコントロールするソーサリー呪文1つを対象とし、それをコピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。

2/2

 

 見慣れないコストの表記。そして軽量クリーチャーの割に長いテキスト。

  早速詳細を見ていこう。

 先ずはコストだ。通常のコストと違い、色指定の括弧内がスラッシュで分割されている。これは混成マナと呼ばれるもので、スラッシュの左右どちらの色でも支払うことが可能だ。今回紹介した「イゼットのギルド魔道士」の場合、指定マナ1点につき、青か赤を使って支払うことができるわけだ。つまり、(青)(青)、(赤)(青)、(赤)(赤)の三パターンの支払い方法がある。完全な色指定と、不定マナの中間に位置するコストと言える。

 しかしこの混成マナを持つカードは、しばしば強力だ。

 サイズは2/2と熊サイズで、色の割には悪くない。しかし、この生物の真価はサイズのパフォーマンスではない。

 第一の能力を見てみると、点数で見たマナ・コストが2点以下の、自分でキャストしたインスタント呪文をコピーできる、とある。これだけで、カード1枚あたりの質を向上させることのできる素晴らしい能力であることがわかる。例えば「火葬」だ。このインスタントは、対象のクリーチャー、あるいはプレイヤーに3点のダメージを与え、それに再生を許さないというカード。これに追加で(赤)(2)を支払うと、飛ぶダメージが6点になる。火力呪文はそのダメージ量が増えるほどコストパフォーマンスが落ちるが、「溶岩の斧」がプレイヤー限定で5点ダメージということを考えると、マナ効率はかなり良い。

 第二の能力はソーサリーに対するコピー能力で、上述の能力のソーサリー版だ。ソーサリー呪文は軽くとも強力なものが多いので、両方の呪文をコピーできるとなると、かなりシナジーの幅が広がる。

 

 

 単体でも強力だが

 

 しかし、ここでオススメしたいのは、やはりコンボだろう。コピー能力、しかも、タップを必要としないと来れば、これをコンボに使わない手はない。

 まず第一に浮かぶのは、秘儀との組み合わせだ。秘儀呪文には連繋というシステムがあり、コストを支払うことで連繋を持つ呪文を他の秘儀の効果に組み込んでしまえる面白いカードタイプだ。

 ここでは、「溶岩の撃ち込み」を使ってみる事にしよう。

 先ず、「溶岩の撃ち込み」を唱える。ここで連繋を持つ秘儀呪文の場合、そのコストを支払うかの選択ができるので、コストを支払う。ここで連繋するのは「捨て身の儀式」だ。連繋コストは(赤)(1)。効果は、あなたのマナ・プールに(赤)(赤)(赤)を加える、というものだ。

 ここで、「捨て身の儀式」が連繋された「溶岩の撃ち込み」がスタックに置かれるが、相手から帰ってきた優先権ですかさず「イゼットのギルド魔道士」の効果を起動する。「溶岩の撃ち込み」はソーサリーのため、下の能力を起動。すると、「捨て身の儀式」を連繋させた「溶岩の撃ち込み」のコピーがスタックに積まれた。

 さて、この状態で一番上に積まれたコピーが解決されるとどうなるか。

 対戦相手に3点のダメージが飛びつつ、マナ・プールに赤マナ3点が戻ってきた。依然として、コピー元の呪文はスタックに積まれたままだ。

 もうお分かりだろう。同じ手順でコピーを繰り返せば、マナの戻ってくる「溶岩の撃ち込み」が連射され勝利できる。


 また、「訓練場」との組み合わせも面白い。これはクリーチャーの持つ起動型能力のコストを(2)減らせるエンチャントだ。これを戦場に出しておけば、各起動型能力が色マナ1点で起動できる。例えば「溶岩の撃ち込み」であれば(赤)だけでコピーを作ることが可能だ。「魂光りの炎族」などで赤マナを7点出せる状況を作れば、4ターン目辺りには「溶岩の撃ち込み」のコピーが6つ作れる状況になり、コピー元と合わせて21点分のダメージを生み出すことができる。

 「ミラーリ」や「ブライトハースの指輪」と同じく、やはりコピー系のカードには夢が詰まっている。想像力を掻き立てられるカードだ。

 このカードを総評すると

 

強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★★★☆(星4・この色で最低熊は良い。効果も汎用性高し)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★★★★★(星5・コピーできるカードは1400種以上)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・動けば強力だが対処は容易)

 
 今回も、コンボに絡められそうなカードを紹介した。上記の方法以外にも、このカードを有効利用する組み合わせはあるはずだ。興味がある方は、インターネットなどで「イゼットのギルド魔道士」に合いそうなカードを探してみてはどうだろうか。

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