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好きなカードを紹介していく。第三十一回「屍賊の死のマント」

 ごきげんよう。本巣だ。今回は、ちょっと変わったリアニメイト効果を持つアーティファクトを紹介しようと思う。

 こいつだ。

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画像引用元: Gatherer - Magic: The Gathering

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屍賊の死のマント (2)
アーティファクト - 装備品

装備しているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともに威嚇を持ち、黒のゾンビである。

トークンでないクリーチャーが戦場からあなたの墓地に置かれるたび、あなたは(4)を支払ってもよい。そうした場合、そのカードを戦場に戻し、屍賊の死のマントをそれにつける。

 

装備(4)



 装備品という、今まで紹介したことのないカードタイプである。

 詳細を見ていこう。

 先ずはコスト。不特定マナを2点要求する軽量なアーティファクトだ。色の指定もなく要求コストも低いので、比較的どの色でも採用しやすいと言える。

 メインの効果を見る前に、"装備"について説明しておく。

 装備というキーワードを持つパーマネントは、戦場に出しただけでは通常効果を発揮しない。装備という能力を起動させ、クリーチャーに装備させなければならないアーティファクトだ。

 RPGなどで例えるなら、戦場に出しただけでは店で武器を買ったのと同じ状態である。装備していなければ効果はない。

 そしてもう一つの特徴なのは、これはオーラなどのエンチャントと違い、装備したクリーチャーが死亡、追放などの効果によって戦場から離れても残る点だ。装備にコストがかかる場合が多いが、一方でアド損がないのは嬉しい点だ。

 また、特定のクリーチャーが装備していても付け替えが利くのも特徴だ。通常のエンチャントでは真似できない。

 さながら、モダンデザインとなったエターナルエンチャントといったところだろう。

 さて、前置きが長くなったが、効果を説明しよう。

 この「屍賊の死のマント」は、装備したクリーチャーに+2/+2の修正を与え、ゾンビになると共に威嚇を与える、という効果を持っている。

 使い回しのできる装備品で、戦闘修正と回避能力を一度に手に入れられるのは良い点だ。しかし、装備するのにかかるコストは(4)と安くはない。

 +2/+2修正を得るのに6点ものマナを使うとすると、少々投入を考えるレベルだ。

 しかしこのカードの真価は、下のテキストにある。


 条件付きのリアニメイト



 このカードの後半の能力は、自分のクリーチャーが死亡した時、(4)を支払うことでそのカードを戦場に戻し、この「屍賊の死のマント」を装備させる、というものだ。

 コストを踏み倒すような使い方はできない。

 しかしこの能力、使い甲斐のある素晴らしい能力なのである。

 

 CIP・PIG能力使い回し


  先ず最初に挙げたいのが、PIGなどの誘発型能力を持ったクリーチャーだ。「永遠の証人」や「ネクラタル」、「塾考漂い」、「なだれ乗り」など、アドバンテージを稼げるクリーチャーは多い。

  また、これらを「アシュノッドの供犠台」などで生け贄にすれば、差分の(2)で効果を使い回せ、コストパフォーマンスが跳ね上がるのも素晴らしい。必要なカードが多いのが難点だが、一度エンジンが完成してしまえば、アドマシーンの完成だ。

 特に、「マイアの戦闘球」などのトークン生成系カードや+1/+1カウンターを用いる「トリスケリオン」などは強烈の一言。前者であれば、無限マナ&無限トークン。後者であれば、実質2マナで3点ダメージ発生と、ゲームエンド級の性能となる。

 

 生け贄能力を持つクリーチャー


  あるいは、自身を生け贄に捧げるクリーチャーなどもこの効果で使いまわすことができる。

  例えば「ボトルのノーム」だ。このカードは自身を生け贄に捧げることで3点のライフをもたらすクリーチャーだ。このカードを組み合わせることで(4)をライフ3点に変換できるエンジンが完成する。

 総じて、MTGにおけるライフ回復系カードは性能を安く見積もられている場合が多いが、それは効果が1度だけの話である。例え3点回復でも、連発できればあっという間にライフアドバンテージを稼ぎ出してしまう。

 ハンドアドバンテージを失いやすいバーンにとっては絶望的な効果。そして対コントロールであっても、誘発型効果であるため非常に止めにくい点も長所だろう。

 このカードを総評すると

強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・壊れてはいないが地味な強さ)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★★★★★(星5・無限エンジンの核になりうる潜在能力有)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・動けば強力だがアーティファクトで対処は容易)


 従来のリアニメイトのように、大型を釣り上げるような使い方はできない。しかし、軽量で強力なクリーチャーを使いまわすにはもってこいのカードだ。このカードを使って、無限○○エンジンを考案してみてはいかがだろうか。

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