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好きなカードを紹介していく。第三十四回「泥棒カササギ」

 ごきげんよう。本巣だ。今回は、青コントロール全盛期に活躍した、いぶし銀な一枚を紹介しようと思う。

 

 こいつだ。

 

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画像引用元: Gatherer - Magic: The Gathering

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泥棒カササギ (2)(青)(青)
クリーチャー - 鳥

飛行

泥棒カササギが対戦相手1人にダメージを与えるたび、カードを1枚引く。

1/3

 

 なかなか可愛らしいイラストだ。しかし見た目に反して、かなり渋い仕事をする。

 

 詳細を見ていこう。

 

 まずはマナコスト。青のダブルシンボルを含む、計4点。軽くはないが、重くもない。ミッドレンジに位置するコストだ。

 

 だが、サイズには不満が残る。飛行がついているとはいえ、そのサイズは1/3だ。お世辞にも優秀なサイズとはいえない。「幻影獣」が3/3であることを考えると、かなりパワー不足だ。

 

 なぜパワーが低いのか。

 

 その理由はレアリティだけでなく、能力にあると言って良いだろう。

 

 この「泥棒カササギ」の能力は、対戦相手に戦闘ダメージを与えるたび、カードを1枚引く、というものだ。

 

 ドローが得意な色とはいえ、マナを使わずにカードを引ける能力が弱いはずがない。パワーこそ1しかないが、このクリーチャーは青のエースを張るのに十二分な能力がある。

 

 早速、このカードをどのように使われていたのか紹介しよう。

 

 カササギ・ブルー

 

 このカードが最も活躍したのは、収録されているウルザブロックが発売された頃だ。当時は単色デッキでも一線級のものが多く存在しており、青も優秀なカウンターを擁するパーミッションなどが活躍していた。

 

 そんな中、クロック量よりも安定性を優先したアーキタイプとして誕生したのが"カササギ・ブルー"。

 

 このデッキは、トラディショナルな青単コントロールだ。相手の呪文を適時カウンターしつつ、隙を見てドロー。そして、フィニッシャーである「変異種」や「不実」によってクロックを確保し、相手を倒す。

 

 まさに青単パーミッションのお手本とも言えるようなデッキだ。

 

 ではこのデッキで、「泥棒カササギ」はどのように活躍していたのだろうか。

 

 

 カウンター補充要員

 

 このクリーチャーにとって最も重要な任務は、手札の確保だ。戦闘ダメージを与えるたびに1枚引く事ができるので、毎ターン2枚の手札補充が行える。

 

 カウンター系スペルは、どんな呪文でも確実に一対一交換が取れる非常に優秀な呪文だ。

 

 しかし、見方を変えれば一対一交換しか取れないのである。リセット呪文のように一対多交換が行えず、アドバンテージを獲得できない。よってパーミッションは、打ち消すスペルを慎重に見極めなければならない。

 

 だが、「泥棒カササギ」によって毎ターン2枚の手札確保ができるのなら話は別だ。カウンターの取捨が少し楽になり、また土地展開の安定性にも寄与してくれる。

 

 マナもカードも使わず引ける能力は、非常に強力だ。

 

 

 バカにできないクロック1

 

 もちろん、フライヤーであることを生かしたクロックも仕事ではあるが、クロック1ではかなりの長丁場となってしまい、単体ではなかなか勝利にこぎつけることは難しい。

 

 しかし、そこは長いゲームを得意とする青である。カウンターやバウンスなどで戦場をコントロールし、たった1点を通し続ける事で相手を倒し切る事が可能だった。

 

 そして、「知恵の蛇」との決定的な違いは、ダメージを与えるのと同時に引く事ができる点だ。つまり「泥棒カササギ」は、アタッカーでありながらドローソースという、ゲーム勝利に必要な要素を二つも備える優秀クリーチャーなのである。

 

 

 能力の短所

 

 青単であれば非常に優秀であるこの「泥棒カササギ」だが、実は能力に欠点がある。それは、末尾が"引く"になっている点だ。

 

 これはドローが強制である事を意味し、"引いても良い"とは違い、選択ができない。

 

 この違いはゲーム終盤に効いていくる。例えば、相手のライフが残り2点だとしよう。戦場には「泥棒カササギ」が一体。あと二回攻撃すれば勝てる状態だが、ライブラリーの残数は1枚。

 

 そうだ。「泥棒カササギ」の攻撃によってライブラリーが底をつき、次のターンのドロー・フェイズにカードを引けず、敗北してしまう。

 

 そうそうライブラリーが無くなることはないとお思いかもしれないが、青コントロールにおいてライブラリーアウトはリアルな敗北パターンの一つだ。

 

 「泥棒カササギ」を使うなら、ライブラリーの残数も気にした方が良いだろう。

 

 このカードを総評すると

 

強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★★★☆(星4・クロック1だが効果が強力)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★★☆☆☆(星2・非常に堅実で面白みはない)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・対処可能スペルは多いが、カウンターをかいくぐる必要あり)


 今回は青のドロークリーチャーである「泥棒カササギ」を紹介した。カササギ・ブルーのような伝統的青コントロールを試してみたい方は、このクリーチャーの投入を検討してみては如何か。

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