好きなかーを紹介していく。第三十九回「風景の変容」

 ごきげんよう。本巣だ。今回は、postで愛用していた土地サーチ呪文を紹介しようと思う。

 

 こちらだ。

 

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画像引用元: Gatherer - Magic: The Gathering

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風景の変容 (2)(緑)(緑)

ソーサリー

好きな数の土地を生け贄に捧げる。あなたのライブラリーから、最大で同じ数までの土地カードを探し、それらをタップ状態で戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。

 

 少しでもMTGの経験を持つプレイヤーであれば、直ぐに危険な部類のカードであると直観できるだろう。

 

 例によって詳細を見ていく。

 

 先ずはマナコストだ。緑のダブルシンボルを含む計4点。コスト的にはミッドレンジに属する呪文だが、緑はマナ加速が得意な色であるためもっと早くキャストすることもできるだろう。

 

 肝心の効果は、任意の数の土地を生け贄に捧げることで、その数と同じだけライブラいーから土地を探し、タップインできるというものだ。

 

 一見、どのような意味があるのか戸惑うかもしれない。生け贄に捧げなければ土地をサーチできず、また土地が増えるわけでもない。

 

 しかしこのカードは、基本土地以外をサーチできるのが一番の強みだ。

 

 その利点を駆使して戦ったのがヴァラクートである。

 

 

 「溶鉄の尖峰、ヴァラクート」

 

 このカードは戦場に山が出るたび、他に山を5枚以上コントロールしていれば3点のダメージをクリーチャーかプレイヤーに飛ばす事ができる土地だ。

 

 さて。この土地を「風景の変容」でサーチするとどのような事が起きるのか。

 

 先ず土地を8枚並べる。普通に出していてはプレイヤーが死んでいる枚数だが、緑は土地のサーチが得意な色である。通常よりも早く8枚揃えることは難しくない。この状態で「風景の変容」を唱えて土地を8枚生け贄に捧げる。

 

 サーチするのは、「溶鉄の尖峰、ヴァラクート」"2枚"と山6枚だ。

 

 するとどうだろう。土地は全て同時に戦場へ出るので「溶鉄の尖峰、ヴァラクート」の効果が誘発する。

 

 山は6枚でている為、それぞれの山から見ると、他の山は5枚。よって、6枚全ての着地で能力が誘発し、18点ものダメージが発生する。

 

 そしてこの能力は「溶鉄の尖峰、ヴァラクート」"1枚分"だ。

 

 よって能力が2度誘発し、対戦相手は36点ものダメージを受けることになる。

 

 仮に7枚スタートだとしても18点だ。フェッチランドなどを切っていれば射程圏内である。

 

 またこのデッキは「溶鉄の尖峰、ヴァラクート」が伝説のパーマネントでない点も重要だ。置く枚数によってダメージが倍増していき、自身から赤マナも出る為腐りにくい。

 

 ちなみに、「虹色の前兆」を加えたオーメン・ヴァラクートであれば、「溶鉄の尖峰、ヴァラクート」自身も山の基本土地タイプを持つ為、さらに早いターンで決着が可能だ。

 

 一時とはいえ、大流行したのも頷ける。

 

 

 postとウルザトロン

 

 勿論、もっとシンプルに使うのも良い。

 

 例えば4ターン目に「雲上の座」などpost系の土地を4枚揃えてしまえば、5ターン目には最大17マナもの大量マナを確保できる。「引き裂かれし永劫、エムラクール」すら簡単にキャストできてしまうほどの量である。

 

 しかし今はエターナル環境でしか使えない為、モダンではウルザランドなどを揃えることになるだろう。

 

 それでも、5ターン目に11点に届くマナ生産量は非常に強力だ。特に茶単系のデッキは、大量マナからアーティファクトや「精霊龍、ウギン」などのパワーカードによるコントロールが強烈で、マナ基盤が完成してしまうと手がつけられない。

 

 青コントロールであれば、この「風景の変容」はマストカウンターである。

 

 

 意外な泣き所

 

 実はカウンター以外にもこのカードには弱点がある。

 

 それは、ライブラリーサーチに干渉するカード達だ。あまり使われることはないだろうが、覚えておいた方が良いポイントである。

 

 例えば「エイヴンの思考検閲官」。このカードは、ライブラリーをサーチする場合、代わりにライブラリートップ4枚からしか選べないようにするカードだ。白相手の場合は、サイドから投入されてくる可能性を考えた方が良いだろう。

 

 このカードを総評すると

 

強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★☆☆☆(星2・強いのはあくまで専用デッキでの使用時のみ)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・面白い効果だが使いこなすデッキを作るのは難しい)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・動くとお手上げだが対処は難しくない)


 今回はコンボデッキのフィニッシャーでありながら土地サーチという、「風景の変容」を紹介した。ヴァラクートの使用率が低下した今でも、スケープシフトというそのままの名前のデッキが成果を上げているようだ。気になった方は調べてみてほしい。

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