好きなカードを紹介していく。第四十九回「トリスケリオン」

 ごきげんよう。本巣だ。今回は、私が最も愛用したクリーチャーを紹介したい。

 

 こいつだ。

 

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画像引用元: Gatherer - Magic: The Gathering

 

トリスケリオン (6)
アーティファクトクリーチャー - 構築物

 

トリスケリオンはその上に+1/+1カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。
トリスケリオンから+1/+1カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。トリスケリオンは、それに1点のダメージを与える。

 

1/1

 

 ミラディンでも再録されているが、どのようなアーキタイプでも使えるようなカードではない。

 

 詳細を見ていこう。

 

 先ずはマナコスト。不特定マナの6点。古い時期にデザインされたアーティファクトクリーチャーであるため、色マナを必要としない。通常のデッキであれば、これ一枚で戦況をひっくり返せるようなパワーが求められるレンジである。

 

 しかしそのサイズは1/1と、信じられないような弱さ。

 

 だが安心してほしい。このカードの真価は、その効果にある。

 

 先ずは1つ目の効果。このクリーチャーは+1/+1カウンターが3つ置かれた状態で戦場に出る、というものだ。この効果によって実質4/4サイズとなり、マナレシオは随分と改善された。

 

 次に2つ目の効果だ。このクリーチャーの上に置かれた+1/+1カウンターを1つ取り除くと、1点ダメージをクリーチャーかプレイヤーに飛ばす事ができる、という能力である。

 

 実に面白い。自身の部品を投げつける、あるいは、ロケットパンチを3発装備したクリーチャーと見る事ができる。

 

 この効果によって、ただの4/4よりユニークな運用が可能となる。

 

 早速、どのように使えば面白いか考えていきたい。

 

 

 ミソは置換効果

 

 今のスタンダード環境を知る方であれば、この効果に似たカードである「歩行バリスタ」を思い出すのではないだろうか。

 

 「歩行バリスタの強み」

 

 「歩行バリスタ」は、(X)(X)のマナコストと持ち、X個の+1/+1カウンターが置かれた状態で場に出る、という効果と、「トリスケリオン」と同じように、自身のカウンターを取り除く事でダメージを飛ばす事ができる効果を持っている。

 

 この説明だけでは、「歩行バリスタ」の方が柔軟性が高く、優秀であるように思われるだろう。

 

 確かに「歩行バリスタ」は優秀である。トロン系デッキであれば、非常に大きなクリーチャーとなり、また自身を分解する事で最後の決め手にもなってくれる。

 

 一方「トリスケリオン」は、そのような運用は不可能だ。どうあっても6マナ支払わなければ唱えられないし、溢れるほどのマナがあっても4/4にしかなれない。

 

 

 「トリスケリオン」の強み

 

 しかしこのカードには、「歩行バリスタ」にはないメリットがある。

 

 それは、効果が固定である点だ。詳しく説明しよう。

 

 「歩行バリスタ」の場合、唱えられる以外の手段で戦場に出ると、タフネス0となり、そのまま墓地へと送られてしまう。

 

 一方「トリスケリオン」は、唱えて戦場へ出た場合も、それ以外の場合も同じサイズで登場する。もちろん、+1/+1カウンターも乗った状態でだ。

 

 つまり「トリスケリオン」は、よりコンボ向きのカードである、と言える。踏み倒し手段などを駆使する事で、効率よくマナを攻撃力へと変換する事が可能だ。

 

 

 相性の良いカード達

 

 先ずは以前の記事でも取り上げた「屍族の死のマント」を挙げたい。このカードと組み合わせれば、4マナを2点相当の火力へ変換する事ができる。効率は良くないが、このカードと組みわせる事で「歩行バリスタ」と同じダメージ効率になれる。2点ずつであれば何度でも再利用できるのは大きなメリットだ。

 

 また「変位エルドラージ」は良い相棒になってくれるだろう。◇(2)で3点ダメージとなり、効率は「屍族の死のマント」からぐっと上昇する。

 

 更に、上記のカードに「訓練場」や「クラーク族の鉄工所」を足せば、対戦相手はあっという間にハンバーグになる事だろう。

 

 特に「変位エルドラージ」が「訓練場」と一緒に出ていると無色1マナが3点ダメージとなり、いとも容易くゲームを終わらせてくれる。

 

 また、「メフィドロスの吸血鬼」も素晴らしいコンビになる。地上制圧を優先したい場合は是非投入して欲しい。

 


 このカードを総評すると

 

強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・単体でも案外頑張れる。実質高バウンス耐性)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★★★★☆(星4・バリスタよりもシナジー重視)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★★☆☆☆(星2・除去耐性は皆無。3点受ける覚悟があれば容易に処理可能)

 

 今回は私の愛用カードである「トリスケリオン」を紹介した。postやトロンでは本当にお世話になったカードで、今回書いたようなカードと組み合わせると本当に面白い動きをする。融通は利かないが、興味を持った方は使ってみて欲しい。

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