好きなカードを紹介していく。第六十回「禁忌の果樹園」

 ごきげんよう。本巣だ。今回は、5色マナを出す事ができる土地を紹介したい。デメリットが興味深い一枚である。


 これだ。

 

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画像引用元: Gatherer - Magic: The Gathering

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禁忌の果樹園
土地

(T):あなたのマナ・プールに好きな色1色のマナ1点を加える。
あなたがマナを引き出す目的で禁忌の果樹園をタップするたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のコントロール下で無色の1/1のスピリット・クリーチャー・トークンを1体生成する。

 


 「真鍮の都」などとは違った趣向のデザインである。

 

 早速見ていこう。

 

 先ずは一つ目の効果。これは、タップすることで好きな色のマナ1点を得られるマナ能力である。何と言っても5色地形だ。用途は広い。

 

 しかし、通常の5色地形と同じく、無条件で好きな色マナが出せるわけではない。

 

 二つ目の効果は、デメリットである。この土地がマナを出す目的でタップされるたび、相手に1/1のスピリット・トークンを与える、というものだ。

 

 「真鍮の都」の場合、タップ状態になるたびダメージを受けるが、このカードの場合はダメージを受けるわけではない。直接ダメージではない代わりに"ダメージソース"を対戦相手に与える、という効果である。

 

 さて。普通に使い続けると、トークンで結構なダメージを受けてしまうこの土地だが、このデメリットがそのままコンボのトリガーとなってしまったデッキが開発された。

 

 

 「侵入警報」

 

 このカードである。「鏡割りのキキジキ」で使われるイメージをされた方は、ほぼそのままの用途と思って良い。

 

 キキジキ・アラームなどの場合は、トークン生成効果を使ってクリーチャーを戦場に出し、それによって「鏡割りのキキジキ」本体をアンタップする、というコンボだ。

 一方この「禁忌の果樹園」は、この土地をクリーチャー化などすることで、マナを出すたびにトークンを生成、そしてトークンが着地したことでクリーチャー化したこの土地がアンタップされる、という無限ループを作り出す。

 

 本体をクリーチャー化

 

 このコンボを行うには、「禁忌の果樹園」そのものをクリーチャー化する必要がある。

 

 私がオススメしたいのは、「活生の呪文爆弾」だ。このカードを使うことで、「禁忌の果樹園」をクリーチャー化することができ、また、コンボがスタートしているならマナを使って新たなカードを引くこともできる。腐りにくいのはどのようなアーキタイプでもメリットである。

 

 あるいは、インスタントの「動く土地」だ。こちらはカードを引くなどの融通はきかないものの、とにかく軽い。「侵入警報」を置いたターンに、緑が1点でも浮いていればコンボをスタートできる。コンボデッキにとっては、コンボパーツが軽い点も大きなメリットとなるだろう。

 

 土地をアンタップするクリーチャー

 

 実はもう一つ手段がある。それは、「草原のドルイド」や「旅するサテュロス」などの土地をアンタップできるクリーチャーだ。

 

 「侵入警報」が出ている状態で、土地のままの「禁忌の果樹園」をタップする。すると、トークン生成の能力が誘発し、スタックに積まれる。この時点で「旅するサテュロス」がアンタップ状態であれば、対応して「禁忌の果樹園」をアンタップする能力を起動する。

 

 スタックが順に解決されると、先ずは「禁忌の果樹園」がアンタップされ、次にトークンが生成される。トークンが生成されると、「侵入警報」の効果によって「旅するサテュロス」がアンタップされる。

 

 あとはこの手順を好きに繰り返し、無限マナからフィニッシャーを唱えてゲームエンドである。

 

 「ドルイドの誓い」

 

 実は、このカードにはもう一つ用途がある。それは、相手のクリーチャーを増やすことができる、という点だ。

 

 通常であれば、盤面の頭数で負けている状態は避けたいが、「ドルイドの誓い」のような、相手のクリーチャーの数によって効果を発揮するカードがあれば話は別である。

 

 こちらが少数精鋭でライブラリーを固め、「禁忌の果樹園」の効果で相手にトークンを送りつければ、次のターンにはライブラリーから簡単にフィニッシャーを戦場に出すことができる。

 

 「中心部の防衛」なども同様だ。相手のクリーチャーが多ければ、速やかにフィニッシャーを呼び出すことができるようになるだろう。

 


 このカードを総評すると

 

強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・コンボが始動すれば強いが普段使いは難しい)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★★★★☆(星4・デメリットを逆手に取ったカードと組み合わせたい)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★★☆☆☆(星2・コンボ時はクリーチャーのため、案外脆い)

 

 今回はクリーチャーを相手にプレゼントしてしまう「禁忌の果樹園」を紹介した。このようなカードもコンボに使われてしまうのだからMTGは面白い。モダンでも組むことができるため、コンボ好きの方は試してみてほしい。

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