好きなカードを紹介していく。第七十三回「エメリアの盾、イオナ」

 ごきげんよう。本巣だ。今回は、コントロール力の抜群に高い、白の天使を紹介したいと思う。

 

 これだ。

 

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画像引用元: Gatherer - Magic: The Gathering

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エメリアの盾、イオナ (6)(白)(白)(白)
伝説のクリーチャー - 天使

 

飛行

エメリアの盾、イオナが戦場に出るに際し、色を1色選ぶ。あなたの対戦相手は、選ばれた色の呪文を唱えられない。

7/7

 

 一目で非常に強力な能力である事がわかる。

 

 細かくみていきたい。

 

 まずはマナコスト。白のトリプルシンボルを含む、計9点。ここまで来てしまうと、もはや素出しは不可能に近い。緑を混ぜれば出せないこともないが、このカードが使えるプールの速度を考えてしまうと、他の手段を採った方が良さそうである。

 

 そしてサイズは7/7だ。通常であればやや小さいサイズだが、飛行を持っているのでマナコスト的には十分に及第点。「四肢切断」などのマイナス除去にも十分に耐えられるタフネスなのも良い。

 

 そして肝心の効果である。

 

 一つ目の効果は、戦場に出る際に色を一つ選ぶ、というもの。この効果自体には、まだ影響を与える力はない。

 

 しかし二つ目の効果が強烈だ。

 

 二つ目の効果は、対戦相手は指定した色の呪文を唱えることができない、というものだ。

 

 MTGは基本的に呪文を唱えることで成り立っているので、唱えられなくなってしまうとゲームにならない。

 

 単色であればゲームが終わり、多色でも最も濃い色を指定されてしまえばほぼ身動きが取れなくなる。

 

 戦場に出れば非常に強力、の極致であるこの「エメリアの盾、イオナ」。

 

 どのように使っていくか考えたい。

 

 最高の"カウンター"

 

 このカードは、打ち消しという単語は入っていないものの、実質的にはカウンターの部類に入ると見て良い。

 

 既存のカウンタースペルとの決定的な違いは、その阻止タイミングである。

 

 「対抗呪文」などは、スタックに乗った呪文を対象として唱えるスペル。しかしこの「エメリアの盾、イオナ」は、そもそも相手に呪文を唱えさせない。

 

 これによって、「対抗呪文」では対処不能であった"打ち消されない"に、実質的にカウンターできる状況を作り出せた事になる。

 

 同じように打ち消せない呪文に対応できるのは、この「エメリアの盾、イオナ」以外には「時間停止」など、ターンを終了するタイプの呪文のみだ。

 

 6/23 更新

 

 上記に加えて、「即時却下」などのスタック上から追放するタイプの呪文も対応可能である。何れにしても、通常の"打ち消す"タイプの呪文以外である必要がある。よって、やはりこのクリーチャーの効果は有効である。

 

 

 最高の"相棒"

 

 実は、このカードをさらに強力にしてしまうカードが存在する。

 

 それが、「絵描きの召使い」だ。2マナのカカシで、戦闘能力は低い。

 

 しかしこのカードは、戦場に出るときに色を指定でき、すべてのパーマネント、呪文、ゲーム外のすべてのカードに指定した色を追加してしまう、という非常に広域へ影響を与える効果を持っている。

 

 もうお察しかとは思うが、この「絵描きの召使い」と「エメリアの盾、イオナ」の色指定を同じにしてしまうのである。

 

 対戦相手は「エメリアの盾、イオナ」によって指定された色の呪文を唱えられず、また、「絵描きの召使い」によって同じ色が指定されているので、手札のスペルはすべて唱えられない色を付与されてしまっている。

 

 単色デッキのような状況に陥り、この状態でゲームを進めることはほぼ不可能だ。

 

 最悪の"天敵"

 

 戦場に出てしまえば無敵にも思えるこのカードだが、対処できるカードがある。

 

 「カラカス」だ。

 

 この「カラカス」は土地で、呪文ではなく制限されない。またマナを使わずにタップするだけで伝説のクリーチャーをバウンスできてしまうのである。

 

 これには「エメリアの盾、イオナ」も対処が難しく、正常に機能しないシーンが多くなる。

 

 また「操り骸骨人形」などでも対処可能だ。このスペルは墓地に存在するときに起動できる能力を持っており、黒を含む4点を支払うことで、対象のクリーチャーのコントローラーが(2)を支払わない限り、双方を追放する、という効果を持っている。

 

 これも呪文ではないので起動でき、成功すれば追放することが可能となっている。

 

 このカードを総評すると

 

強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・出れば強い)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★★★★☆(星4・ロックの極地の一つ。決まれば爽快だ)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★★★★★(星5・ロックされると詰み。やる気デストラクション)

 

 今回は強力な制圧力を持つ「エメリアの盾、イオナ」を紹介した。弱点も紹介したが、通常このカードが戦場に出ていれば三回攻撃で勝利できるサイズもあり、対処が遅れるだけで致命的である。使用者は、いかにこのカードを戦場に送り出すかを考えたい。

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