好きなカードを紹介していく。第八十回「ミミックの大桶」

 ごきげんよう。本巣だ。今回は、墓地へ置かれるカードを閉じ込めてしまうアーティファクトを紹介したい。

 

 これだ。

 

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画像引用元: Gatherer - Magic: The Gathering

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ミミックの大桶 (3)
アーティファクト

刻印 ― トークンでないクリーチャーが1体死亡するたび、あなたはそのカードを追放してもよい。そうした場合、ミミックの大桶により追放された他の各カードをオーナーの墓地に戻す。
(3),(T):ミミックの大桶によって追放されているカード1枚のコピーであるトークンを1体生成する。それは速攻を得る。次の終了ステップの開始時にそれを追放する。

 

 悪用の妄想が膨らむ1枚だ。

 

 詳細を見ていこう。

 

 先ずはマナコスト。不特定マナ3点と、重いカードではない。可能な限り早く出したいカードではあるが、3マナであればミッドレンジのクリーチャーが出るより早く着地させることが可能なコストで悪くはない。

 

 そしてこのカードの効果。

 

 最初のテキストは、クリーチャーが墓地へ置かれるたびに誘発する刻印能力だ。クリーチャーが戦場から墓地へ置かれるたびに誘発し、それはコントローラーを問わない。自分のクリーチャーでも、対戦相手のクリーチャーでも能力が誘発する。

 

 追放することを選び、クリーチャーがこのカードに刻印されると、今まで刻印されていたカードはオーナーの墓地へ置かれる。大桶だが、1体までしか収めておけない、というわけだ。

 

 そして、2つ目の効果が肝心だ。

 

 3マナとタップを支払うことで、刻印されているクリーチャーのコピートークンを戦場に出すことができる、というものだ。トークンは幽霊のような扱いなのか、速攻を持つもののターン終了時に追放されてしまう。3マナ分のエネルギーしか活動できないようである。

 

 さて、今まで記事を読んでいただいている方にはお馴染みの、本巣の好きなコピー系カードである。

 

 CIP能力やPIG能力など、悪用の想像が膨らむ効果だ。

 

 早速、どのような用途があるのか探っていきたい。

 

 桶の中から

 

 マナが掛かるとはいえ、どんなクリーチャーでもトークンになるのは非常に強力だ。しかし、桶の中に収めるためには戦場から墓地へ移動させる必要があり、手札を捨てる、あるいは、ライブラリーから直接移動したクリーチャーは対象外である。

 

 あまり欲張りすぎても機能しないため、強さと軽さのバランスが重要だ。

 

 CIP・PIG

 

 やはり入れたい筆頭は、戦場に出る、あるいは、死亡したときに能力が誘発するクリーチャーだ。

 

 「永遠の証人」などは収めたいクリーチャー筆頭である。毎ターン3マナで墓地のカードを回収でき、相手の大型を受け止めるチャンプブロッカーにもなってくれる。そしてパワーが2あるため、タフネスの低い中型程度であれば相討ちにまで持っていける。カード消費なしに2枚分のアドバンテージが稼げてしまうコンボクラスの強さである。

 

 他には「桜族の長老」や、チャンスがあれば各種タイタンも面白い。「ワームとぐろエンジン」が収められれば勝利は目前である。

 

 ただし、PIGの場合は生け贄に捧げる手段が別途必要である。

 

 相手のフィニッシャー

 

 中盤以降に戦場に出した場合、相手のフィニッシャーも候補となる。

 

 対戦相手が出したフィニッシャーを単体除去、あるいはリセットで破壊し、墓地に落ちたそのカードを刻印してしまうのである。これは、「ミミックの大桶」の効果が墓地を問わない最大のメリットだ。

 

 墓地の効果阻止

 

 実は、このメリットもなかなかに強力である。このカードを墓地対策に使ってしまおう、というわけだ。

 

 例えば、「秘蔵の縫合体」や「復讐蔦」などの自己リアニメイト可能な生物も閉じ込めておくことができる。

 

 あるいは、「不可思議」などのインカーネーションのサイクルも閉じ込めたいカードである。これらが機能していると苦しい戦いを強いられるが、「ミミックの大桶」があれば動きを阻害可能だ。

 

 

 このカードを総評すると

 

強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・組み合わさるクリーチャーが強ければ非常に強力)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★★★★☆(星4・刻印カードを工夫することで柔軟な動きが可能)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★★☆☆☆(星2・やはりアーティファクトなので対処は容易)

 

 今回は、クリーチャーのコピートークンを生成する「ミミックの大桶」を紹介した。割られやすいためか人気はないが、破壊された場合は刻印カードも道連れになり、墓地対策カードとしては最低限機能する。興味が出た方は、一度使ってみては如何だろうか。

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