好きなカードを紹介していく。第八十七回「山伏の長、熊野」

 ごきげんよう。本巣だ。今回は、神河に登場した火力内蔵型のクリーチャーを紹介したい。

 

 こちらだ。

 

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画像引用元: Gatherer - Magic: The Gathering

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山伏の長、熊野 (3)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー - 人間・シャーマン

(1)(赤):クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。山伏の長、熊野はそれに1点のダメージを与える。
このターン、山伏の長、熊野にダメージを与えられたクリーチャーが死亡する場合、代わりにそれを追放する。

4/4

 

 構築戦ではなかなか見ないカードかもしれない。

 

 詳細を見ていこう。

 

 まずはマナコスト。赤のダブルシンボルを含む計5点と、コストは重めである。ダブルシンボルで支払いは難しくないが、単色で考えるとこのコストは重い。そして、後述するカードの能力コストも考えると、赤の濃いデッキでなければ運用は難しい。

 

 次にサイズだが、このカードは4/4とコスト的には標準サイズである。ただし、伝説・ダブルシンボルであることを考えると、コストパフォーマンスは良くない。

 

 ここまでのスペックでは、先日紹介した「マスティコア」に劣るこのカードだが、能力は地味に強力だ。

 

 その能力は、赤(1)を支払うことでクリーチャーかプレイヤーに1点ダメージを飛ばすことができる、というものだ。そして、このダメージを受けたクリーチャーが死亡するなら、それを追放する、というおまけまでついている。

 

 「マスティコア」と違い再生は持たないが、PIGなど、墓地へ落ちることで誘発する能力や、墓地から復活するクリーチャーには非常に有効な能力である。

 

 「山伏の長、熊野」唯一の起動型能力。どのように使うべきか。

 

 

 シャーマンの力

 

 「マスティコア」のダメージ能力に色がつき、代わりにプレイヤーへのダメージも与えられるようになっているこのカードだが、この微差が非常に大きい。

 

 

 プレインズウォーカーへの影響

 

 やはり最大のメリットは、プレイヤーへの直接火力を備えるようになった事でプレインズウォーカーを焼ける点だろう。

 

 プレインズウォーカーへ対処したい場合、クリーチャー限定での火力ではブロッカーの排除しかできないが、このカードであれば直接対処が可能だ。昨今の強烈すぎるこれらのパーマネントに対して対処できる点は良い。

 

 

 汎用性の高さ

 

 本体こそ標準のスペックで、回避能力や除去耐性を持たない「山伏の長、熊野」。しかし、彼はこの能力1つでクリーチャー、プレイヤー、プレインズウォーカーの3点に対して影響を与える事ができる。

 

 たった一つの能力で、である。

 

 例えば攻勢に転じたいとき、相手のチャンプブロッカーを排除する。または、高タフネスなクリーチャーを他のブロッカーでブロックした場合、ダメージを追加して同士討ちに持っていく火力支援。あるいは、戦場に対象がなくとも、相手のエンドフェイズに余ったマナを火力に変換すれば、相手のライフを直接削る事ができる。

 

 シンプルな能力だが、仕事の幅は広く、戦場に出さえすれば十分な仕事をしてくれるだろう。

 

 

 「訓練場」

 

 そしてやはり挙げておきたいのは、この「訓練場」とのシナジーだ。

 

 単純にこのカードと「訓練場」の2枚が戦場に出ているだけで、赤マナが続く限りダメージを連発する事ができる。

 

 5マナ全てが赤マナであれば、毎ターン5点もの割り振り火力が使えるのである。弱いはずがない。

 

 また、「魂光りの炎族」との組み合わせも良い。このカードは赤(1)を支払う事で対象のクリーチャーにトランプルを与える能力を持っているの。しかしそれがそのターンで三回目に解決された効果の場合は、マナ・プールに赤マナ7点を追加する、というおまけがついている。

 

 通常であれば6点を使って7マナを得る微妙な加速だが、「訓練場」が出ていればこれが3マナで手に入るのである。

 

 3マナから7マナが発生し、さらに土地からは2マナが出る。つまり、9点ものマナを手に入れる事ができるのである。

 

 これが全て「山伏の長、熊野」に注ぎ込まれれば、並のファッティでは耐えられず、更に土地が伸びていれば大型エルドラージでも焼き切れる火力となる。

 

 このカードを総評すると

 

強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・出てしまえば強力)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★★★★☆(星4・見た目以上に使えるシーンが多い)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★★☆☆☆(星2・除去1枚で容易に対処可能)

 

 今回は、神河物語の火力クリーチャーである「山伏の長、熊野」を紹介した。本巣にとっては、MTGに復帰する際に購入したテーマデッキに入っていた思い出のカードである。超高性能というわけではないが、なかなか侮れない一枚。赤単、あるいはイゼットカラーのコントロールに如何だろうか。

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