好きなカードを紹介していく。第九十一回「ゴブリンの溶接工」

 ごきげんよう。本巣だ。今回は、赤の入れ替え能力を持つ職人ゴブリンを紹介したい。

 

 これだ。

 

f:id:free_spirit777:20170713050333j:plain

画像引用元: Gatherer - Magic: The Gathering

スポンサーリンク

?

 

ゴブリンの溶接工 (赤)
クリーチャー - ゴブリン・工匠

(T):プレイヤー1人がコントロールするアーティファクト1つと、そのプレイヤーの墓地にあるアーティファクト・カード1枚を対象とする。両方の対象がこの能力の解決時に適正である場合、そのプレイヤーはそのアーティファクトを生け贄に捧げると同時にそのアーティファクト・カードを戦場に戻す。

1/1

 

 面白い能力だ。戦場のアーティファクトを分解して、墓地のアーティファクトを修理してしまうイメージだろうか。

 

 詳細を確認していこう。

 

 まずはマナコスト。赤のシングルシンボルのみと、非常に軽量である。ゴブリンであることを考えても間違いなく最軽量クラスのマナコストだ。


 
 しかしやはり、軽量クリーチャーだけあってサイズは最低クラスの1/1だ。もっとも、効果を考えればパワーが1あるだけでも立派である。

 

 そして肝心の効果。

 

 このカードをタップすることで、戦場と墓地のアーティファクトを対象とし、この効果がスタックから解決されるタイミングに対象が適正であれば、戦場のアーティファクトを生け贄に捧げ、墓地のアーティファクトを戦場に出す事ができる、というもの。

 

 双方のアーティファクトを入れ替えてしまうような能力だ。おまけにこの効果はマナを必要とせず、コストが自身のタップのみで済んでしまう点が強力である。更にに本体のマナコストが1点のみなので、実質1マナと1枚で入れ替えの用意ができてしまう。

 

 使い方によってはかなり危険な香りがする効果である。早速活用法を探りたい。

 

 

 茶単デッキの切り札

 

 やはりこの「ゴブリンの溶接工」が活躍するのは、アーテクファクトを多用する茶単系デッキである。ティンカー系デッキや5/3など、強力なアーティファクトを大量に採用したアーキタイプが主な仕事場となっている。

 

 これらのデッキは軽量アーティファクトや、あるいはアーティファクト土地などが採用されている場合が多く、生け贄にするカードに困ることはない。よって、結果的にかなりの低コストで強力なアーティファクトを手に入れる事ができてしまうのである。

 

 では、どのようなアーティファクトを釣り上げれば良いだろうか。

 

 

 スタックス系

 

 「からみつく鉄線」や「煙突」など、コントロール力の強いアーティファクトを釣り上げるのに使われる。

 

 そして「からみつく鉄線」は特に相性が良い。消散により効果が薄くなっていき、最終的には消滅してしまうこのカードだが、「ゴブリンの溶接工」があれば、消えてしまう前に墓地のカードと入れ替える事ができ、ディスアドバンテージを回避できる。

 

 また、墓地の「からみつく鉄線」と入れ替えることで効果量を維持することもでき、非常に有用だ。

 

 

 大型パンチャー・フィニッシャー

 

 次に挙げるとすれば、やはりパンチャーやフィニッシャーだろう。

 

 例えば「隔離するタイタン」。非常に大型のアーティファクト・クリーチャーだが、それ以上に効果が強力である。戦場に出たとき、基本土地5種を可能な限り選択し、それらを破壊する能力を持っている。

 

 ヴィンテージなどでは基本土地こそあまり使われないが、デュアルランドなどで基本土地タイプを持つ土地が出ていることも少なくない。よって、一方的に土地を減らさせることもでき理不尽なまでの強さである。

 

 あるいは「精神隷属器」などのコントロール系アーティファクト。生け贄に捧げることで相手のターンをコントロールできるカードだが、通常は1度のみの効果が、毎ターンこのカードで使いまわす事ができるようになってしまう。

 

 ループが動き出してしまえば即投了モノである。

 

 

 脆い本体

 

 しかし、この効果を十全に使えることは先ずないだろう。

 

 それはこのカード本体の脆さに原因がある。

 

 軽量すぎるカードなので当たり前ではあるが、除去耐性がまるでない。タフネスも1しかなく、「加撃」や「微震」などの1点火力ですら死んでしまう。「致命的な一押し」や「流刑の道」も当然有効で、召喚酔いが解ける前に除去を撃たれると簡単に倒されてしまう。

 

 あまりに脅威度が高いために、効果を発揮できるシーンは少ないかもしれない。

 

 

 このカードを総評すると

 

強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★★★☆(星4・マナコスト、起動コスト共に超軽量)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★★★★★(星5・アーティファクトなら何でも釣れる。アイデア次第)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★★★★☆(星4・対処は容易だが、軽量。対応できない場合ゲームが終わる危険がある)

 

 今回はウルザブロックで登場したアーティファクト系カードである「ゴブリンの溶接工」を紹介した。また、このカードの効果もインスタントタイミングであるため、「ダークスティールの巨像」なども釣り上げる事が可能である。この恐るべき職人ゴブリン。アーティファクト好きならば使わない手はない。

スポンサーリンク

?

広告について

 当ブログでは、第三者の広告配信サービス(google adsense)を利用しています。これら広告配信事業者は、各ユーザーに適した広告を配信するため、当ブログや他サイトへのアクセスに関する情報(Cookie)を使用することがあります。これらの情報は、氏名、年齢、住所や電話番号を含みません。

 またGoogleアドセンスに関して、このプロセスの詳細やこのような情報が広告配信事業者に使用されないようにする方法については、こちらをクリックしてください。

また、本巣への問い合わせの場合はこちらから