好きなカードを紹介していく。第九十八回「修繕」

 ごきげんよう。本巣だ。今回は、ウルザブロックに登場したアーティファクト専門のサーチカードを紹介したい。お察しの方も居られるだろう。

 

 これだ。

 

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画像引用元: Gatherer - Magic: The Gathering

 

修繕 (2)(青)
ソーサリー

修繕を唱えるための追加コストとして、アーティファクトを1つ生け贄に捧げる。
あなたのライブラリーから、アーティファクト・カードを1枚探し、そのカードを戦場に出す。その後あなたのライブラリーを切り直す。

 

 遂に出てきた、という声が聞こえそうである。

 

 詳細を見ていこう。

 

 先ずはマナコストだ。青のシングルシンボルを含む、計3点。そこまで重くはないが、青にとっては軽くもないコストである。しかし、青と親和性の高いマナアーティファクトを駆使すれば、1ターン目にも何とか捻出できる絶妙な設定と言える。

 

 そして効果は、アーティファクトを生け贄に捧げる事で、ライブラリーからアーティファクトを1枚探し、戦場に出すことができる、というものだ。

 

 全くもって恐ろしい効果である。

 

 確かに、アドバンテージを取っているわけではない。2枚のカードを消費して1枚を戦場に出しているに過ぎない。

 

 しかし、これがサーチと踏み倒しを同時に実現しているのであれば話は別である。アーティファクトともなると、超軽量のものからゲームを決められるフィニッシャークラスの超重量級まで幅広く、適当なマナフィルターを材料にしてとんでもない巨像を戦場へ出すことが可能となる。

 

 幾らでも思いつきそうだが、早速悪用手段を考えていきたい。

 

 

 やってしまった

 

 もともと危険であるという認識だったこのカードだが、その危険度が跳ね上がったのはミラディンブロック発売後である。

 

 特にミラディン・ダークスティールの両セットに関しては、重量級で危険極まりないアーティファクトが多数収録されており、これらを3マナとアーティファクト1枚で戦場に出せてしまうのだから大問題である。

 

 

 フィニッシャーサーチ

 

 最も危険なのは、ゲーム最序盤にフィニッシャーを戦場へ着地させてしまう動きである。

 

 例えば、「教議会の座席」と「裏切り者の都」を出した状態で「修繕」を唱えたとしよう。生け贄にするのは「教議会の座席」である。

 

 するとどうだろうか。たったこれだけのコストで、「ダークスティールの巨像」や「精神隷属器」をサーチし、戦場に出すことができてしまう。

 

 冷静に考えなくても異常なパワーである。

 

 

 コンボパーツサーチ

 

 もう一つの使用法は、アーティファクト系コンボのパーツを集める使い方だ。

 

 この使用法で最も有名なのは、やはり「Time Vault」と「通電式キー」を使った"Vault Controll"だろう。

 

 このコンボも動きは実にシンプル、そして理不尽だ。

 

 まず第一ステップとして、この2枚を揃える。「Time Vault」はタップイン、そしてアンタップステップにアンタップしない。

 

 しかし、それ以外のアンタップ制限がないため、「通電式キー」などのアンタップ手段で簡単にアンタップできてしまうのである。

 

 そして「Time Vault」は、タップするだけで追加のターンを得られる効果を備えている。

 

 もうお察しかと思うが、「通電式キー」と「Time Vault」の2枚で無限ターンが発生する。

 

 非常に強力なコンボだが、そもそも「Time Vault」の効果がおかしいのである。そしてこのカードも「修繕」で引っ張ることができてしまうので、これらのカードをサーチして戦場に出せてしまう「修繕」がいかに危険なカードかご理解いただけるかと思う。

 

 このカードを総評すると

 

強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★★★☆(星4・コストの割に効果がえげつない)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★★★★★(星5・使い方は自由。何でもアリ)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★★★★☆(星4・ハンデス・カウンター必至)

 

 今回は、ウルザズレガシーの超パワーカードである「修繕」を紹介した。レガシーですら禁止を喰らっているパワーは伊達ではなく、ミラディンの傷跡ブロックが追加され、さらにカードパワーが上がってしまった。しかし一方でネタアーティファクトのサーチにも使えるため、カジュアルで楽しみたい方は使ってみても良いかもしれない。

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