好きなデッキ紹介。モダン「アブザンジャンク」

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 ごきげんよう。本巣だ。今回は、モダンの標準とも言える、アブザンカラーのグッドスタッフデッキを紹介したい。

 

 早速リストを見てほしい。

 

 

土地 25

3 吹きさらしの荒野
4 新緑の地下墓地
2 湿地の干潟
2 草むした墓
2 寺院の庭
2 神無き祭殿
1 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
2 活発な野生林
2 沼
2 森
3 平地

クリーチャー 17

3 タルモゴイフ
4 包囲サイ
2 漁る軟泥
4 台所の嫌がらせ屋
2 修復の天使
2 鷺群れのシガルダ

呪文 18

2 大渦の脈動
2 突然の衰微
1 不敬の命令
4 楽園の拡散
1 原初の命令
4 春の鼓動
4 神の怒り

サイドボード

4 石のような静寂
3 窒息
4 思考囲い
4 神聖の力線

 


 本巣のチョイスだけあり、通常とは異なった構成である。

 

 各カードの機能を説明していきたい。

 

 

 札束にスパイスを

 

 通常ジャンクデッキといえば、パワーカードをかき集め、どのような状況で引いても困らない構成にされることが多い。

 

 しかし、ただのビートダウンではどうにも味気がなく、少しスパイスを加えようと考えた。

 

 

 マナ・ベース

 

 このマナベースに関しては、既存のアブザンジャンクから殆ど手を加えていない。

 

「ヨーグモスの墳墓、アーボーグ」のピン挿しで黒を少し濃くしているくらいだが、これも採用されているタイプが存在し、別段珍しいわけではない。

 

 

 クリーチャー

 

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 この辺りから本巣テイストが少しずつ出てくる。

 

 先ずはメインパンチャーの「タルモゴイフ」。これはジャンクデッキの定番クリーチャーだが、非常に軽量、かつ能力が高いため3枚採用した。4枚挿ししていないのは他の枚数との調整もあるが、最近登場した「致命的な一押し」の存在が大きい。素撃ちで撃墜されてしまうのは流石に看過できないデメリットなので、このカードを調整枠とした。

 

 そして次も定番の「漁る軟泥」。これはカードプールに比例して強力になる墓地利用デッキへの対策である。相手の発掘を阻止したり、リアニメイトを阻止したりと見た目以上に用途は広い。

 

 次に「台所の嫌がらせ屋」と「包囲サイ」。この2枚も定番クリーチャーで、ウィニーに削られた序盤のライフを巻き返しつつ、戦闘にもどんどん参加していけるカードだ。

 

 そして忘れてはならないのが、「修復の天使」。4マナ3/3飛行の基本スペックで十分に活躍できるが、戦場に出た際、他のクリーチャーを明滅させる能力がある。

 

 この効果を使うことによって、相手の除去を避けたり、頑強状態の「台所の嫌がらせ屋」を修復しつつ回復したり、「包囲サイ」でドレインしたりと大活躍する1枚だ。

 

 そして、最後に残ったのが本巣の仕込んだエッセンスである、「鷺群れのシガルダ」。このカードが出る頃には相手のライフもかなり削れて居る筈なので、最後の押し込み用に搭載している。

 

 このカードを採用している理由は主に3つ。

 

 一つ目は、本体が呪禁を持っている点。単体除去、バウンスを受け付けないため、一度通ってしまえば非常に高い信頼性を持つ。

 

 2つ目も除去耐性だが、このカードが戦場に出ていれば、対戦相手はあなたにパーマネントを生け贄に捧げさせることができない、という能力である。通常、少数の大型クリーチャーで戦うアーキタイプは布告除去に弱いが、このカードならばリセット以外の除去を受け付けないため、殴り合いでの安定性は抜群だ。

 

 そして3つ目の理由は、無理なくアブザンカラーのアーキタイプに搭載できる色である点。通常であれば白い天使は青白などのコントロールに採用されるが、緑が入っているため通常のコントロールデッキでは採用しづらい。

 

 しかしアブザンジャンクならば無理なく色マナを出すことができるので、このカードを活躍させるベースとしては最適というわけである。

 

 

 呪文

 

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 さて、ここからが本巣テイストのメインである。

 

 先ず、立ち上がりを加速させるために「楽園の拡散」を搭載した。このカードによって色マナの安定性を上げるとともに、最速2ターン目に「台所の嫌がらせ屋」、3ターン目に「包囲サイ」の動きが可能となっている。2マナ圏である「タルモゴイフ」を3枚に減らしている理由の一つはここだ。設計思想はZviのファイアーズに近いかもしれない。

 

 次に、更に加速させる「春の鼓動」。ミッドレンジには必要ないようなカードだが、後述するカードのためにこのエンチャントを搭載している。また、重いソーサリーを唱えるのにも大量のマナを要求するため、試験的に採用している部分もある。

 

 次に、殴り合いで戦場をコントロールする「突然の衰微」と「大渦の脈動」。ゴルガリカラーの特徴として、パーマネントタイプに関係なく、コストで対象が制限されているいるため、クリーチャー以外のパーマネントにも対応できるのが強みだ。

 

 そして、「神の怒り」。ミッドレンジにリセットはちぐはぐな構成に見えるかもしれないが、前述した「春の鼓動」によって対戦相手が上手くクリーチャーを戦場に並べてくれれば、大きなアドバンテージを稼ぐことができる。ミッドレンジはクリーチャーの質が高いため、リセット後に「鷺群れのシガルダ」でも着地させてしまえばゲームエンドまで一直線だ。

 

 そして、このリストを締めくくるのが、ピン挿しされた2枚。

 

 「不敬の命令」と「原初の命令」だ。

 

 先ず「不敬の命令」。このカードはマナコストのX分だけ4つの効果の中から2つを選ぶことができるスペルだ。重いが効率は良い。

 

 最初のモードで最後の押し込み。リセット後に二番目のモードで「包囲サイ」や「タルモゴイフ」を釣り上げる。三番目のモードで破壊不能などの厄介なクリーチャーを除去。そして最後のモードで、膠着状態から一気にゲームを決める。

 

 どれも強力で、マナさえ供給できれば非常に面白い1枚。びっくり箱の枠である。

 

 次に「原初の命令」だ。このカードも重いが、4つのモードから2つを選べるハイパワーなカード。

 

 一つ目のモードは瀕死の状態から安全域まで回復させられる緊急用の効果。2つ目のモードは、厄介なパーマネントをライブラリートップへ戻してしまう効果。3つ目のモードは、墓地対策と自身のライブラリー修復を兼ね、そして4つ目のモードで欲しいクリーチャーをサーチできる。

 

 地味だが魅力的な効果が並ぶカードだ。これもびっくり箱枠である。

 

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 そしてサイドボードだが、これは堅実に対策カードで固めている。

 

 親和や装備対策用の「石のような静寂」と、青対策用の「窒息」。トロンなど、「精霊龍、ウギン」を叩き落とすための「思考囲い」。そして、バーンやX火力をフィニッシャーに据えるコンボデッキに対応する「神聖の力線」。

 

 これらは必要に応じでメインボードと差し替えていただきたい。


 如何だっただろうか。ジャンクは堅実なイメージが強いが、可能な限り面白い方向に設計を変えてみたつもりだ。安定性は本家アブザンジャンクに劣るかもしれない。しかしMTGをより楽しみたい方は、このリストをぜひ試してみてほしい。

 

画像引用元: http://magic.wizards.com

画像引用元: Gatherer - Magic: The Gathering

 

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