好きなカードを紹介していく。第百一回「突撃の地鳴り」

 ごきげんよう。本巣だ。今回はマナを使わずにダメージを発生させてしまうあのエンチャントを紹介したい。

 

 これだ。

 

f:id:free_spirit777:20170725050032j:plain

画像引用元: Gatherer - Magic: The Gathering

スポンサーリンク

?

 

突撃の地鳴り (赤)(赤)(赤)
エンチャント
土地カードを1枚捨てる:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。突撃の地鳴りはそれに2点のダメージを与える。

 

 まるで「大地の刃」だが、やや変更されている。

 

 詳細を見ていこう。

 

 まずはマナコストだ。赤のトリプルシンボルのみ、計3点と、重くはないが色拘束がかなり厳しい。最速でプレイしたい場合は、ほぼ単色のデッキに限られる。しかし、赤はスペルによるマナ加速が得意なので、強引にフィルタリングして捻出することも可能である。

 

 そして肝心の効果が非常に面白い。

 

 土地カード1枚を捨てることで、対象のクリーチャーかプレイヤーに「ショック」を飛ばす効果である。非常にわかりやすく、かつ、手札1枚が0マナで2点火力になるため強力だ。

 

 特に赤の場合、普通に使っても余った土地を火力に変えられる優秀なエンチャントだが、これはやはり、他のカードと組み合わせて使いたい。

 

 

 土地を投げつける

 

 マナもタップも必要ない効果というのは、条件さえ揃えば大量のリソースを動かす可能性を秘めている。

 

 この「突撃の地鳴り」も土地を捨てるだけで効果を発揮するカード。

 

 では、どのように使えばより効果的だろうか。

 

 

 「壌土からの生命」

 

 先ず考えられるのは、恒久的に使うことができる土地回収カードとの組み合わせだ。

 

 この「壌土からの生命」はロームなどと呼ばれドレッジ系デッキでよく使われているカードだが、発掘によってドローを置換することにより、毎ターン使うことができる。

 

 するとどうなるだろうか。緑と(1)の支払い、そしてドロー1枚分のコストで6点ものダメージを生み出すことが可能となる。引けるカードが手に入らない点は痛いが、そもそもアグロになりやすいステロイド系であればダメージ効率が上がる方が重要だ。

 

 後半であれば、邪魔なブロッカー排除や最後の押し込みに活躍してくれそうなコンビである。

 

 

 「土地税」

 

 次に挙げるとするなら、やはりこのカード。

 

 「大地の刃」と組み合わせた"タックスエッジ"で活躍したカードで、コントロールしている土地の枚数が対戦相手より少ないなら、ライブラリーから基本土地を3枚探して手札に加えられる、という効果のカードである。

 

 通常であれば、マナ基盤が不利な状況を巻き返すためのカードであるはずだが、この「突撃の地鳴り」があれば、毎ターン弾丸を補充する事ができるエンジンが完成する。

 

 おまけに、このカード自体が白マナ1点で戦場に出せる上に効果の恩恵を受けるために必要なマナがないのである。両方のカードを戦場に出してしまえば維持するコストは全くなく、あとは手札に引き入れた土地を使って、クリーチャーを焼くなり、ライフへのダメージを稼ぐなり、好きなように火力を割り振ることができる。

 

 両方エンチャントで通ってしまえば対処されることが少なく、安定して運用できる強力コンビだ。ただし土地税がモダン環境にないため、公式フォーマットで使えるのはレガシーとヴィンテージのみとなる。

 

 

 大量ドロー

 

 最後に挙げるとするなら、やはり大量ドロー系のコンボデッキだろう。

 

 例えば"アド・グレイス"。「天使の嗜み」と「むかつき」を使い、ライブラリーのカードを引ききってしまうコンボデッキである。

 

 この効果によって手に入る土地の枚数は、おおよそ20枚程度。1枚2点であれば、相手を焼き切るのに十分すぎる枚数を確保できる。この2枚はモダン環境でも使えるため、マナコストさえ何とかしてしまえばモダンでも使うことが可能だ。

 

 あるいは、以前紹介した「グリセルブランド」との組み合わせ。「御霊の復讐」と組み合わせ、最序盤から大量にドローを行えるコンボである。

 

 通常であれば「怒れる腹音鳴らし」で土地を相手に投げつけるのだが、そもそもこのクリーチャーの効果が「突撃の地鳴り」系統のものである。ダメージ効率こそ「怒れる腹音鳴らし」の方が高いが、ソーサリータイミングで呪文を唱えられる状況であれば「突撃の地鳴り」の方がはるかに出しやすい。

 

 「滋養の群れ」などを駆使して十分に枚数を稼げたら、あとは土地を投げつけるだけである。

 

 他にも、「ブリン・アーゴルの白鳥」にダーメジを撃てば1枚を2枚に変換できる"スワンアサルト"コンボなども有名だ。

 

 

 このカードを総評すると

 

強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★★★☆(星4・普通に使っても強い)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★★★★☆(星4・タップアウトしても使える火力で駆け引きが面白くなる)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・往々にしてコンボデッキのパーツとなっている)

 

 今回は、マナなしで土地をダメージに変換できる「突撃の地鳴り」を紹介した。赤のトリプルシンボルなため中々多色で使う事が難しいカードだが、連続で使える効果は非常に魅力的だ。土地単などのユニークなデッキにも入るカードなので、変わったMTGで遊んでみたい方にも試していただきたい。

スポンサーリンク

?

広告について

 当ブログでは、第三者の広告配信サービス(google adsense)を利用しています。これら広告配信事業者は、各ユーザーに適した広告を配信するため、当ブログや他サイトへのアクセスに関する情報(Cookie)を使用することがあります。これらの情報は、氏名、年齢、住所や電話番号を含みません。

 またGoogleアドセンスに関して、このプロセスの詳細やこのような情報が広告配信事業者に使用されないようにする方法については、こちらをクリックしてください。

また、本巣への問い合わせの場合はこちらから