好きなカードを紹介していく。第百三回「ラクァタス大使」

 ごきげんよう。本巣だ。今回は、石臼系能力を持つ伝説のクリーチャーを紹介しようと思う。

 

 こいつだ。

 

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画像引用元: Gatherer - Magic: The Gathering

 

ラクァタス大使 (1)(青)(青)
伝説のクリーチャー - マーフォーク・ウィザード

(3):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーのカードを上から3枚、墓地に置く。

1/3

 

 クリーチャータイプ的にも、有名な1枚である。

 

 詳細を見ていこう。

 

 先ずはマナコスト。青のダブルシンボルを含む計3点である。中量の入り口付近に位置するコストであり、戦場に出す事は難しくない。特に青は他の色よりも余剰マナを確保しにくい色でもあるため、1マナでも軽い方が良い。

 

 しかし、伝説のクリーチャーでありながら、そのサイズは1/3。パワーが低く、3ターン目に出すことができるクリーチャーのサイズとしては大いに不満である。では回避能力があるのかと言われるとそうでもなく、戦闘で活躍させるようなクリーチャーではない。

 

 この手のクリーチャーの場合、単に極端に弱くデザインされているか、強力な効果を持っているかの2パターン。

 

 このクリーチャーの場合は後者だ。

 

 「ラクァタス大使」の起動型能力は、(3)を支払う事でプレイヤーのライブラリーを3枚削る、というもの。イメージとしては「石臼」に近いが、あのカードよりも必要なマナコストが1点増え、削る量が1枚増えている。

 

 マナ効率はそのままであり、そこまで強力な効果ではないように見える。しかしよく見てみると、このカードの効果にはタップシンボルが含まれていない。

 

 よって、1ターンに複数回起動できてしまう効果だ。

 

 つまり、余剰マナさえあれば、単純に16〜17回起動できれば勝利できる能力ということになる。

 

 それでは、この「ラクァタス大使」が活躍できる環境を考えてみたい。

 

 

 歩く石臼

 

 さて、マナ効率こそそのままだが、インスタントタイミングで複数回起動できる石臼能力となると話は別である。

 

 しかしやはり、どのようなアーキタイプに投入しても強力というわけではない。ライブラリーアウトという勝利手段を採るならば、なるべく速度が遅いデッキか、あるいは大量マナを用意できるデッキを使いたいところだ。

 

 

 青系コントロール

 

 第一に挙げるとするなら、やはり青系、それも伝統的なパーミッションへの採用だろう。隙を見てこのカードを着地させたなら、あとは打ち消しなどのコントロールカードを駆使して戦場をコントロールする。

 

 そして、相手のターン終了前に余剰マナを能力起動に注いでしまえば、非常に効率よく攻めることが可能だ。相手のターンに動くパーミッションと、どのタイミングでも起動できる能力は抜群の相性である。

 

 

 コンボデッキ

 

 二つ目に挙げるとするなら、無限マナを発生させることができるコンボデッキだろう。

 

 この能力のメリットの一つとして、能力に色マナを要求しない、という点がある。つまり、このカードさえ出してしまえば、あとは緑だろうが黒だろうが、好きな無限マナを使ってゲームを決めることができるのである。

 

 もちろん無色でも問題ないため、大量マナ発生の定番である「金属細工師」などでも良い。

 

 そして、無色マナで起動できる事、召喚酔いに影響されない点が買われてか、「世界喰らいのドラゴン」を使ったコンボデッキ、"ワールドゴージャー"で活躍する機会を得ている。

 

 

 大量マナデッキ

 

 最後に挙げるのは、やはり本巣の好きな大量マナデッキ。トロンやpostといった、大出力のマナを使って戦うデッキだ。

 

 立ち上がりこそ遅いものの、環境さえ整ってしまえば1ターンに三回起動できる事も難しくないため、特に青系のトロンやpostであれば、上記のコントロール以上に安定して、しかも素早くライブラリーを削ることが可能となる。

 


 このカードを総評すると

 

強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・マナが用意できれば強力)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・複数起動できる能力は魅力)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★★☆☆☆(星2・使用者がコントロールでなければ対処は容易)

 

 今回は、歩く石臼とも言える「ラクァタス大使」を紹介した。複数起動できる能力ということで、「訓練場」との組み合わせも良い。これに「花盛りの春」を足せば、1ターンにライブラリーの半分を削る事も可能で、ほぼコンボデッキのような動きとなる。興味を持たれた方は、デッキリストを考案してみては如何だろうか。

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