好きなカードを紹介していく。第百十七回「忘却石」

 ごきげんよう。本巣だ。今回は、モダンでも使用できる大規模破壊系アーティファクトを紹介したい。

 

 これだ。

 

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画像引用元: Gatherer - Magic: The Gathering

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忘却石 (3)
アーティファクト

(4),(T):パーマネント1つを対象とする。その上に運命カウンターを1個置く。
(5),(T),忘却石を生け贄に捧げる:運命カウンターが置かれていない、すべての土地でないパーマネントを破壊する。その後すべてのパーマネントの上からすべての運命カウンターを取り除く。

 

 モダンで戦う方であれば目にしたことがあるだろう。

 

 詳細を見ていきたい。

 

 先ずはマナコスト。不特定の3マナである。アーティファクトの中では比較的軽量な部類に入り、戦場に出す事は難しくない。また、出すだけならばどの色にも搭載できるのは大きなメリットである。

 

 そして、この「忘却石」には2つの起動型能力が備わっている。

 

 一つ目は、4マナとタップを支払うことでパーマネント1つの上に運命カウンターを置く、というもの。当然ながらこの能力だけでは何も意味は無く、後述する効果とかかわりがあるものだ。

 

 二つ目の能力は、5マナとタップ、そしてこのカードを生け贄に捧げることで、運命カウンターの置かれていない、すべての土地でないパーマネントを破壊する、というものである。

 

 土地以外であれば何でも破壊できるため、クリーチャー、エンチャント、アーティファクト、プレインズウォーカーを破壊できる。

 

 特にプレインズウォーカーを破壊できる点は重要で、似た機能を持つ「ネビニラルの円盤」には触ることができないパーマネントを破壊できる。

 

 早速、このカードを有効利用できるアーキタイプを考えていきたい。

 

 

 8マナソーサリー

 

 パーマネントタイプこそアーティファクトだが、機能はリセットであるこのカード。

 

 上述した「ネビニラルの円盤」と役割は近い。しかし、プレインズウォーカーに対応できることと、マナさえあれば即時起動できる点で「忘却石」が有利だ。

 

 つまる所、土地以外をリセットできるソーサリー呪文のようなもの、と考えることができる。

 

 

 トロンのお守り

 

 やはり最も有効に利用できるのは重量級のフィニッシャーを扱うトロン系デッキ。

 

 扱うフィニッシャーの重さの割には早い段階で勝利手段を行使できるこのアーキタイプだが、やはりウィニーやミッドレンジと比較すると速度は遅い。

 

 そこで有効に働くのがリセット呪文だ。

 

 特にトロンやpostなどの土地でブーストするタイプのランプデッキは、中盤にかけて土地以外を展開することが殆どない。

 

 よって、盤面に札を多く展開する相手からアドバンテージを取ることが容易となり、土地が揃い次第、すぐにリセットを掛けることで盤面を有利な状況へ巻き返すことができる。

 

 

 コントロール

 

 そして次に挙げるのは、やはりコントロールデッキだ。

 

 特に青系のコントロールデッキは、初速が遅く、どうしても序盤の展開力で劣ってしまう。

 

 そこで登場するのがこの「忘却石」だ。

 

 序盤の展開力で負けた盤面を、この「忘却石」1枚で清算することができ、より有利な状況でフィニッシャーを展開することができる。

 

 また、牽制の働きも重要なポイントである。

 

 特にウィニーなどの軽量なアーキタイプの場合、序盤から攻めていきたいため、可能な限り手札を使い切るような動きを目指して設計されている。

 

 しかし、相手が「忘却石」を戦場に出したらどう考えるだろうか。

 

 リセットがいつ来てもいいように、手札を温存しよう、と考える筈だ。

 

 そしてこれこそがコントロールの狙いである。速度に勝るウィニーを減速させることで、結果的にテンポロスを減らし、テンポアドバンテージを獲得しているのである。

 

 あとは、後半に制圧力の高いカードを撃つことで盤面の有利を固定してしまえば勝利に大きく近づけるだろう。

 

 このカードを総評すると

 

強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★★★☆(星4・制圧力の高い1枚。どの色でも投入可能)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・このカードを着地させた後の駆け引きが面白い)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・戦場に出ているだけで動きにくくなる)

 

 今回は、無色のリセットアーティファクトである「忘却石」を紹介した。やはり、マナさえあればどの色でも使うことができる点は優秀だ。特にトロン系とは好相性なため、お持ちでない方は試しに使ってみて欲しい。

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