好きなカードを紹介していく。第百二十一回「従者」

 ごきげんよう。本巣だ。今回は、時のらせんでまさかのタイムシフトを果たしたあのカードを紹介したい。

 

 これだ。

 

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画像引用元: Gatherer - Magic: The Gathering

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従者 (1)(白)
クリーチャー - 人間・兵士

1/2

 

 カテゴリで言えば、完全に「イシュトヴァーンおじ」と同じである。

 

 詳細を見ていこう。

 

 まずはマナコスト。白のシングルシンボルを含む計2点である。白のウィニークリーチャーにありがちな、非常に軽量なコスト。人間・兵士というクリーチャータイプも、正しく白のウィニーといったところ。

 

 では肝心はというと、1/2とかなり心もとない。「サバンナ・ライオン」が1マナで2/1である事を考えると、性能はかなり悪い、と見ることができる。ただ、タフネス偏重なのは白らしい特徴ではある。

 

 しかしこういったクリーチャーには、必ず戦闘能力が低い理由がある。

 

 筈だった。

 

 

 視力を疑うほどの弱さ

 

 ご覧の通りではあるが、このクリーチャーは1/2という弱さを持ちながら、何も能力を持っていない。何も、である。

 

 このクリーチャーに警戒や飛行がついていれば、コストと戦闘能力のバランスにも納得が行くというものだが、それもない。

 

 固有の能力なども当然なく、純粋に2マナで1/2しかないバニラクリーチャーなのである。

 

 

 圧倒的低戦闘能力

 

 とにかく目に付くのは、そのサイズである。パワーが1低い"熊"とも言え、数値上は微差に見えるかもしれない。

 

 この1の差が致命的である。

 

 例えば、相手が標準的な"熊"を繰り出してきたとする。何の変哲もない「灰色熊」だ。

 

 しかし、相手は2/2である。タフネスこそ同じだが、パワーが1高い。

 

 戦闘すれば、「灰色熊」はパワー2により「従者」を戦闘破壊できるが、「従者」はパワー1で「灰色熊」を破壊できない。

 

 同じコストでありながら、この差は如何ともしがたい。

 

 

 心的ダメージ

 

 見出しだけではピンと来ない方が居られるかもしれない。この「従者」が酷い要因のひとつは、収録されているセットによるところが大きい。

 

 初登場はザ・ダークのコモン枠である。これはいい。

 

 次に再録されたのは、時のらせんのタイムシフト枠。

 

 これでお察しの方も居られるだろう。時のらせんのタイムシフトと言えば、過去の名カードが多く収録された枠でもある。

 

 収録カードを挙げると、「怒りの天使アクローマ」や「オーラトグ」、「永劫の輪廻」、「ミューズの囁き」、「萎縮した卑劣漢」「ドラゴンの嵐」「怒鳴りつけ」など、多くの優良カードがモダンへの参入を果たした。

 

 当然外れも収録されているのだが、その中でも「従者」はトップクラスの弱さだ。救いようのない、使いようのない弱さである。

 

 特に、小遣いの少ない学生時代。パックを購入して出てきた「従者」を見た衝撃たるや、筆舌に尽くしがたいものがある。

 

 

 "タイムシフト丘の真の王"

 

 ここまで書いたように、とてつもない弱さを持つこのカード。

 

 あまりに弱いため、ネタカードとしてトップクラスの知名度を持ってしまった。

 

 少なくとも私の認識では、「甲鱗のワーム」や「イシュトヴァーンおじ」と肩を並べるレベルであり、公式記事でもネタにされてしまっている。

 

 突き抜けた弱さが故に人気となってしまった1枚である。

 

 

 このカードを総評すると

 

強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★☆☆☆☆(星1・これより弱いカードが存在するのだろうか)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・一周回って最早面白い)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★★★★★(星5・パックから出て来ない事を祈るばかり)

 

 今回は、時のらせんで再録されてしまった「従者」を紹介した。今回このカードを選んだのは、私の友人がやたらと「従者」と縁があったからだ。もっとも、数パックで「イシュトヴァーンおじ」を2枚引いてしまった私も運は同レベルではあるが。

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