好きなカードを紹介していく。第百三十回「ヴェンディリオン三人衆」

 ごきげんよう。本巣だ。今回は、手札破壊に似た効果を持つカードを紹介したい。しかし黒ではなく、青のカードである。

 

 これだ。

 

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画像引用元: Gatherer - Magic: The Gathering

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ヴェンディリオン三人衆 (1)(青)(青)
伝説のクリーチャー — フェアリー・ウィザード

 

瞬速、飛行
ヴェンディリオン三人衆が戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーの手札を見る。あなたは、その中から土地でないカードを1枚選んでもよい。そうした場合、そのプレイヤーは選ばれたカードを公開し、それを自分のライブラリーの一番下に置き、その後カードを1枚引く。

 

3/1

 

 ご存知の方も多いであろう、モーニングタイドのトップレアと言っても良いカードだ。

 

 早速詳細を見ていきたい。

 

 先ずはマナコスト。青のダブルシンボルを含む、計3点である。ウィザード、フェアリーというタイプは軽量なクリーチャーが多く、このカードも例に漏れず軽量な部類である。しかしながら、昨今の多色化した環境では、青のダブルシンボルを捻出するのに苦労するシーンがあるかもしれない。

 

 次にサイズを見てみると、3/1と中々のものである。青であるのにもかかわらず非常にパワー偏重の珍しい戦闘能力を有しており、3マナのクリーチャーとしては十分にパンチャーとして活躍することができる。おまけにこれが飛行しているとなれば、間違いなく優秀である。流石は伝説のクリーチャーといったところ。

 

 しかし、このカードのメインは戦闘能力ではない。その効果である。

 

 このカードの効果は、戦場に出たとき、プレイヤー1人の手札を見て、土地ではないカードをライブラリーボトムに送ってしまい、そのプレイヤーはカードを1枚引く、というもの。

 

 手札が減っていないため、通常のハンデスとは質の異なる効果である。

 

 この効果、どの程度の威力を持つのだろうか。

 

 

 受けてわかるその威力

 

 結論から申し上げると、このカードの効果はとてつもなく強力である。それも、使う側からすると効果が出ているのか実感しにくく、使われる側からするととてつもなく嫌らしいと感じる類の強さ。

 

 何故そのような体感差が起きるのか。またどの点が強みなのか。

 

 

 手札が減らない

 

 やはり一番の要因は、結局手札の入れ替え効果であり、相手のハンドアドバンテージを削れていない点だろう。新たに引くカードも見えず、逆に手札の質を上げてしまったのではないかと効果に懐疑的になる。

 

 一方で対戦相手からすると、これ以上ないほど厄介な効果である。「強迫」であればクリーチャーを失うことはないが、このカードを撃たれるとクリーチャーすらボトムに送られてしまいかねない。

 

 ほぼ、手札の中で最も失いたくないカードを失い、かつ、新たに引けるカードが良いものとも限らない。土地がダブついているシーンで代わりに土地を引いてしまっては目も当てられない。

 

 どちらにも強く見えず、それでいながら嫌らしく厄介。何とも扱いに困るカードだ。

 

 

 確実な強み

 

 しかし実は、このカードは通常のハンデスには無いメリットが2つある。

 

 1つ目は、相手のカードを墓地に捨てさせない点だ。

 

 スタンダードならばそう多くはないが、モダンまでプールが広くなると墓地にカードを落とすことすら危険である場合がある。

 

 だがこの「ヴェンディリオン三人衆」はライブラリーにカードを隠してしまうため、墓地を肥やしてしまう心配がない。

 

 そしてもう一つのメリットも大きい。

 

 2つ目の利点は、このカードの効果で捨てるかどうか、解決時に選択できる、という事だ。

 

 例えば、相手の手札から強いカードを落としてやろうとこのカードを着地させ、効果を誘発させる。効果が解決され、相手の手札をみると強力な札が見えない。しかしサイド後ということもあり、相手のアーキタイプは把握している。手札を入れ替えてしまうと、強いカードに変わってしまうリスクがある。

 

 そうした場合でも、このカードならば入れ替えさせない事も選択できるため、被害を出す前に効果を止めることができるのである。

 

 使い手のセンスが問われる1枚だ。

 


 このカードを総評すると

 

強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★★★☆(星4・パンチャーとしても一線級)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★★★★☆(星4・手札に入ってしまったカードをライブラリーに戻すのにも)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・ディスアドバンテージは無いが、非常に厄介)

 

 今回は、手札を入れ替えてしまうフェアリーらしいフレイバーの効果を持った「ヴェンディリオン三人衆」を紹介した。フェアリーであるため、「呪文づまりのスプライト」などともシナジーがあり、まさにコントロール向けのカード。知識に自信があるなら、最高の1枚になってくれるだろう。

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