好きなカードを紹介していく。第百三十三回「変幻の杖」

 ごきげんよう。本巣だ。今回は、以前に紹介した「変身」に似た効果を持つアーティファクトを紹介したい。

 

 これだ。

 

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画像引用元: Gatherer - Magic: The Gathering

 

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変幻の杖 (3)
アーティファクト
(2)(青),(T):クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーのライブラリーの一番下に置く。そのクリーチャーのコントローラーは、自分のライブラリーを、クリーチャー・カードが公開されるまで上から1枚ずつ公開する。そのプレイヤーは、そのカードを戦場に出し、残りを望む順番で自分のライブラリーの一番下に置く。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。

 

 まさしく、あの「変身」の系譜である。

 

 詳細を見ていこう。

 

 まずはマナコスト。不特定マナのみ、計3点である。初登場したミラディンで収録されたものだけに、カードのマナコストそのものに色のシンボルは含まない。こう見ると全ての色で使えるような気がするが、それは不可能である。

 

 このカードの効果は、(青)(2)とタップを支払う事で、クリーチャー1体をオーナーのライブラリーの一番下に置き、その後、そのコントローラーは自分のライブラリーからクリーチャーが公開されるまでめくり、公開されたクリーチャーを戦場に出す事ができる、というものだ。この効果の起動コストに青のシンボルが含まれているため、青が出るデッキでなければ使用する事ができない。

 

 ややテキストが長く複雑なように見えるが、効果そのものは「変身」と殆ど差はない。違いといえば、対象となったクリーチャーが破壊されるか、ライブラリーに戻るか、である。

 

 さて、1度使うだけでも強力であった「変身」が何度も使えるとなれば非常に魅力的である。

 

 どのようなカードを組み合わせるべきだろう。

 

 

 "変幻"の力

 

 実にユニークで強力な効果を持つ「変幻の杖」。かつてエルドラージタイタンを呼び出すのに使われていた本家は、コンボデッキとして設計されたものだった。

 

 であれば、このカードもコンボに向いているのではないか、と考える。

 

 しかしながら、このカードの毛色はやや異なる。

 

 

 コントロール向き

 

 本家がコンボに使われたのに対して、このカードはコントロールに向いている、と言える。

 

 最も大きな理由は、起動まで掛かるコストが5割増しになっている点だ。1ターンでも早くコンボ始動したいコンボデッキにとって、このコストの差はかなり大きい。不可能ではないが、それならば本家「変身」を使って大型エルドラージを高速召喚し、勝負を決めてしまった方がいい。

 

 余分にコストが掛かり、代わりにカード損失なく効果を得られるという点では「等時の王笏」に近い機能と言えるだろう。

 

 

 再利用可能

 

 そしてもう1つのポイントは、何度も起動できる、という点である。上述した通り、このカードの「変身」効果は複数回利用できる。

 

 そのため、コンボ以外の使用法も選択肢に入れる事ができるのである。

 

 例えば、ライブラリーのクリーチャーを1枚だけにして「ケデレクトのリバイアサン」を戦場に出す。この時、土地以外のパーマネントは全てバウンスされる。もちろん相手の戦場もほぼリセットだ。

 

 そして次のターン。この「変幻の杖」を使って「ケデレクトのリバイアサン」をライブラリーに戻すとどうなるか。

 

 「ケデレクトのリバイアサン」はライブラリーボトムだが、他にクリーチャーが居ないため、全てのカードが公開され、もう一度「ケデレクトのリバイアサン」が戦場に出る。

 

 毎ターン「激動」に近い効果が得られるのである。この効果がたった3マナだ。

 

 あるいは、どうしても始末したい相手のクリーチャーを対象にして、他のクリーチャーに変えてしまってもよく、その柔軟性は本家にはないものである。

 

 「ゴブリンの放火砲」などで積み込み用に採用されるなど、実に幅広い活躍を見せる1枚だ。

 

 このカードを総評すると

 

 

強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・効果の威力は「変身」で実証済)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★★★★☆(星4・単一効果ながら見た目以上の柔軟性)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・再利用できる除去ともいえ、中々厄介)

 

 今回は、「変身」のアーティファクト版とも言える「変幻の杖」を紹介した。"プロテウスコントロール"なるデッキでも活躍し、モダンでも使う事ができる。4枚持っておいて損はないだろう。

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