好きなカードを紹介していく。第百三十四回「タルモゴイフ」

 ごきげんよう。本巣だ。今回は、モダンを主戦場とする超定番のクリーチャーを紹介したい。

 

 これだ。

 

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画像引用元: Gatherer - Magic: The Gathering

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タルモゴイフ (1)(緑)
クリーチャー - ルアゴイフ

タルモゴイフのパワーは、すべての墓地にあるカードのカード・タイプの数に等しく、タフネスはその点数に1を加えた点数に等しい。

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 百三十回を超え、遂に登場である。

 

 詳細を見ていこう。

 

 先ずはマナコスト。緑のシングルシンボルを含む、計2点だ。緑のクリーチャーの中ではかなり軽量な部類に入り、クリーチャータイプで見ても"ルアゴイフ"の中で最軽量である。またシングルシンボルであるため、多色デッキでも難なく投入可能で、緑を含むアーキタイプならば問題なく投入検討できる。

 

 次にサイズである。このクリーチャーのサイズは不定で、ルアゴイフのタイプよろしく、墓地にある何かを参照する能力だ。

 

 この「タルモゴイフ」の場合、参照するのは墓地に置かれているカードの"種類"である。ここが、このカードのユニークな点であり、他のルアゴイフと異なる部分だ。うまくいけば、序盤でもかなりの大型に成長することできる。

 

 しかし、能力はそれだけである。回避能力があるわけでもなく、ただ大きいだけ。

 

 果たして、このカードは強いのだろうか。

 

 

 マナ効率の化身

 

 結論から言ってしまえば、他の墓地参照カードに比べてかなり使いやすく、強力なカードである。低コストでバニラに近い性能のためその強さを感じにくいが、コストパフォーマンスがこれほど高いカードはない。

 

 しかしながら、ただ闇雲に投入すれば有効かと言えばそうではない。

 

 特徴から見える相性を考えていく。

 

 

 多色デッキへの投入

 

 やはり力を発揮するのは多色デッキでの運用である。現代のMTGなら、多色デッキでフェッチランドを採用している場合が殆どで、このカードがあれば序盤からいきなり墓地のカードタイプを1種類増やすことができる。

 

 そこから、1マナのインスタントや「強迫」などの手札破壊を使うことでカードタイプは2種類に。

 

 この状態で2ターン目にタルモゴイフを出せば、サイズは既に2/3。この時点で熊のサイズを超える。

 

 更にターンを進め、クリーチャーやエンチャント、プレインズウォーカーが増えることで、2マナというコスト以上のサイズに膨れ上がり、パンチャーとして活躍してくれる。

 

 

 墓地対策カードとのディスシナジー

 

 次に挙げるのは、対発掘や探査を目的とした墓地対策カードとの相性だ。墓地のカードタイプを参照するため、墓地に多くのカードがあるほど大型になりやすいこの「タルモゴイフ」は、墓地を追放するカードとの相性は悪いと言える。

 

 特に、対戦相手の墓地も参照する点が長所でもあり短所である。対戦相手の墓地から厄介なカードを追放したくとも、相手が「稲妻」などの火力を構えていると、サイズが縮んだ瞬間に焼かれるなどして倒されてしまう危険があり、慎重になる必要がある。

 

 また、すべての墓地を一掃するカードを使ってしまうと苗木トークンより小型になってしまうためあっさり退場してしまいかねない。

 

 

 低すぎる除去耐性

 

 最後に挙げるのはもう1つの欠点。このカードが何の防御能力も持っていない点だ。

 

 パワーカードとはいえたった2マナで唱えられるクリーチャーである。多くを求めすぎるのも間違っているかもしれない。

 

 しかし、クリーチャーが中々引けない状況でこのカードだけが立っているのも不安だ。

 

 例えば「恐怖」で簡単に除去でき、「突然の衰微」でも、「流刑への道」でも、「致命的な一押し」でも除去されてしまう。

 

 最悪1マナと1枚で対処されてしまうため、いくらサイズが大きくなろうと大事なワンシーンで簡単に除去されてしまうリスクは大きい。

 

 強力ではあるが、序盤から中盤に掛けて盤面を固める1枚、という程度に考えた方が良いだろう。

 


 このカードを総評すると

 

強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★★★☆(星4・値段に見合ったパワー。腐りにくいのが最大の強み)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★☆☆☆☆(星1・強いが面白味はない)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★★☆☆☆(星2・コストの割にパンチ力が高い場合があるが、対処は容易)

 

 今回は、モダンやレガシーで活躍する「タルモゴイフ」を紹介した。正直なところ、値段相応の働きを期待するとガッカリするかもしれない。しかし、使っている人間が感じる以上に強力なクリーチャーである。モダンの環境を本気で戦うなら手に入れる価値はある。

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