好きなカードを紹介していく。第百三十五回「チャネル」

 ごきげんよう。本巣だ。今回は、黎明期に生まれてしまった最強クラスのマナ加速呪文を紹介したい。

 

 これだ。

 

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画像引用元: Gatherer - Magic: The Gathering

 

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チャネル (緑)(緑)
ソーサリー
ターン終了時まで、あなたがマナ能力を起動できるときならばいつでも、あなたは1点のライフを支払ってもよい。そうした場合、あなたのマナ・プールに(1)を加える。

 

 もはやマナ加速という概念すら置き去りにしそうな能力である。

 

 詳細を見ていこう。

 

 先ずはマナコストだ。緑のダブルシンボルのみ、計2点である。他に比較するスペルがないため軽いのか重いのか判断に困るかもしれない。しかし、効果を考えると何故こんなにも軽量にデザインしてしまったのか訊きたいレベルである。

 

 さて、問題の効果。このスペルを唱えることで、ターン終了時までXのライフを支払うことでマナプールに無色マナをX点加えることができるようになる。自分で書いていても何を言っているのかわからないが、そういう効果だ。

 

 つまり、唱えたターンの間だけ、ライフをそのまま無色マナとして使うことができるのである。

 

 もともと緑はマナを操る術に長けた色だ。「不屈の自然」に代表される土地サーチ呪文や、「ラノワールのエルフ」に見られるマナ出し生物。「賦活」のようなマナを増産させるエンチャント。

 

 しかし、いくらマナのコントロールに長けていても、やって良いことと悪いことがある。

 

 今回は、何故このスペルがレガシーで禁止を受けるほど強力なのか考えていきたい。

 

 

 強さの源泉

 

 やはりこのスペル最大の特徴は、最序盤に大量のマナを生み出すことができる点である。仮にレガシーで禁止を受けていないなら、1ターン目からキャストすることも可能であり、その場合、19マナまでの無色マナを使い放題ということになる。

 

 色付きスペルの方が強力である事が多いが、それを除いても非常に強力だ。

 

 

 無色スペルのオーバーパワー化

 

 やはり現代で考えるとなると、アーティファクトとエルドラージの存在を無視できない。大量の無色マナを使うとなればこの2種類である。

 

 アーティファクトであれば、「荒廃鋼の巨像」など、ワンパンチで相手をKOできてしまう生物が1ターン目から飛び出し、エルドラージであれば、「引き裂かれし永劫、エムラクール」が1ターン目から戦場に降り立つ。

 

 大量のライフの支払いが要求されるが、対戦相手にとっては、2ターン目に戦場へ出てきたこれら大型生物の対処は非常に困難である。残りライフが5点や6点まで減少していたとしても、これらファッティを掻い潜ってダメージを与える事は難しい。

 

 

 パーマネントではない

 

 次に挙げるのは、パーマネントではなく、ターン終了時までプレイヤーが行使できる能力を得る点だ。現代で言えば紋章に近い。

 

 地味に見えるかもしれないが、これは非常に強力なポイントだ。

 

 例えば、エンチャントであればパーマネントに対して破壊スペルを唱える事で対処ができる。これならば、最序盤に1マナしか出ないとしても辛うじて対応可能だ。

 

 対応してマナを出されてしまっては意味がないと思うかもしれないが、仮に対応されたとしても、破壊してしまえば以降にマナを出される心配がない。「チャネル」を使う側からすると、後でもう少し欲しい、というシーンで能力が使えなくなるため、本来の効果より劣る。

 

 このスペルは解決されてしまえば対応できるスペルが存在しない。よって、カウンターが手札にあるなら何が何でも止めなければならない。

 

 通してしまえばコンボが飛んでくるか、対処不能なパーマネントが登場し、そのままゲームエンドである。

 


 このカードを総評すると

 

強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★★★★(星5・レガシー禁止は伊達ではない)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・大量マナを必要とするコンボ始動に最適)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★★★★★(星5・マナ加速の概念を破壊する凶悪スペル)

 

 今回は、黎明期に登場したマナ加速スペルである「チャネル」を紹介した。特に強力なスペルが多く誕生した近代のカードと組み合わさる事で更に凶悪な性能となる。通常のフォーマットでは使えないカードだが、新イラストは非常に美しいため、コレクションの1つとして手に入れるのも良いだろう。

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