好きなカードを紹介していく。第百三十六回「八ツ尾半」

 ごきげんよう。本巣だ。今回は、自身のパーマネントにプロテクションを付与できるクリーチャーを紹介したい。

 

 こいつだ。

 

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画像引用元: Gatherer - Magic: The Gathering

 

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八ツ尾半 (白)(白)
伝説のクリーチャー — 狐・クレリック

(1)(白):あなたがコントロールするパーマネント1つを対象とする。それはターン終了時までプロテクション(白)を得る。
(1):呪文1つかパーマネント1つを対象とする。それはターン終了時まで白になる。

2/2

 

 神河らしい和風のクリーチャーだ。

 

 詳細を見ていこう。

 

 まずはマナコスト。白のダブルシンボルのみの計2点である。クレリックというクリーチャータイプの多分に漏れず、軽量なコストだ。色拘束が強いため、序盤に出すならば白が濃いマナ基盤を用意する必要がある。

 

 そしてサイズは2/2と、これもクレリックらしいサイズだ。伝説のクリーチャーであることを考えるとやや物足りないが、バニラではないため標準的な熊サイズというだけでも及第点と言えるだろう。

 

 次に、最も重要な効果の部分である。

 

 このクリーチャーが持つ効果は2つ。

 

 1つ目の効果は、(白)(1)を支払うことで自身がコントロールするパーマネント1つにプロテクション(白)を付与する、というものだ。呪文や効果が白ければ対象に取られず、対象不適正にする事ができる。

 

 ただ、相手が白くなければ全く効果がない。

 

 そこで活きるのが2つ目の能力だ。その能力は、(1)を支払う事で、対象の呪文かパーマネントをターン終了時まで白にする、というもの。この効果によって、1つ目の効果が腐る事なく、どのような色が相手でも効果を発揮する事ができるようになる。

 

 プロテクションという字面から防御的な印象を受ける効果だが、その用途は広い。

 

 

 見た目以上に万能

 

 昨今のモダンなどでは、呪禁を持つクリーチャーも多く登場し、プロテクションというキーワード能力が使われなくなってきている。

 

 自身の呪文にも影響してしまうため、呪禁の劣化版のように見えてしまうかもしれないが、そうではない。

 

 

 攻撃時の有用性

 

 その汎用性の高さを決定付けるのが、プロテクション、というキーワードが持つ多くのルールである。カッコ内のタイプ、色などに絶対的な防御性能を持つプロテクションは、攻撃やブロックのルールにも鑑賞する。

 

 ブロッククリーチャーは、自身の色に対応するプロテクションを持つクリーチャーをブロックできないのである。

 

 つまり、相手が白を含むアーキタイプであれば、白を含む2マナを払うごとにアンブロッカブルなクリーチャーを作り出す事ができる。

 

 仮に白を含まなくとも、無色マナを1点支払うだけでパーマネントを白くできるため、盤面のクリーチャーが少なければ少ないマナで攻防の主導権を握ることも可能だ。

 

 また、装備品を白にしてしまえば、相手のクリーチャーが装備した装備品を強制的に外すこともできる。

 

 

 防御時にも

 

 当然ながら、これは防御にも活きる。

 

 通常であればチャンプブロックしかできないようなクリーチャーでも、3マナを支払うだけで最高クラスの壁として機能する。1体毎に3マナを支払っていると非効率的に見えるかもしれないが、カードを使わずに付与できるため、見た目以上に厄介である。

 

 また、自身も対象に取れるため、この1枚で相手のファッティを受け止めることもできる。

 

 

 コンボのパーツに

 

 そして、やはり忘れてはならないのがコンボ。

 

 このカードは(1)を支払う事でパーマネントを白くできるが、それよりも重要なのは"1マナでパーマネントを対象に取る事ができる"という点だ。

 

 つまり、呪文や能力の対象になるたび効果が誘発するカードと抜群に相性が良い。

 

 例えば、「死者の嘆き、崩老卑」だ。このカードと「八ツ尾半」を組み合わせる事で、1マナを支払うたびに、クリーチャー1体を破壊する事ができるようになる。それも、カードの消費を0で、である。

 

 あるいは、「卑怯」。このカードと組み合わせれば、対象に取る事ができる相手のクリーチャーを全て「送還」してしまう事ができる。やはりカード消費は0で、これも非常に強力だ。

 

 また「卑怯」と組み合わせる場合、自分のクリーチャーをバウンスする事もできる。「永遠の証人」や「奔流の機械巨人」など、強力なCIP能力を持ったカードを使いまわす事ができ、アドバンテージの獲得も可能だ。

 

 目立つことは少ないが、うまく機能すれば面白い1枚である。

 


 このカードを総評すると

 

強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・強力だが、十全に機能させるには大量のマナが必要)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★★★★☆(星4・見た目以上に汎用性高し)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・攻防ともに介入され、リセット以外で対処は難しい)

 

 今回は、神河で登場したプロテクション付与クリーチャーである「八ツ尾半」を紹介した。「梅澤の十手」に隠れて微妙な立ち位置にあるカードだが、マナを用意できればコントロール力は高い。カジュアル用に専用デッキを組むのも面白いかもしれない。

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