好きなカードを紹介していく。第百四十回「威圧の杖」

 ごきげんよう。本巣だ。今回は、フィフスドーンで登場した多芸なアーティファクトを紹介したい。

 

 こいつだ。

 

f:id:free_spirit777:20171015164924j:plain

画像引用元: Gatherer - Magic: The Gathering

スポンサーリンク

?

 

威圧の杖 (3)
アーティファクト

(1):威圧の杖をアンタップする。
(2),(T):あなたは1点のライフを得る。
(3),(T):クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。
(4),(T):クリーチャー1体を対象とし、それをタップする。
(5),(T):カードを1枚引く。

 

 なんと、起動型能力が5つもついている。

 

 詳細を見ていこう。

 

 先ずはマナコスト。色指定の無い不特定のみ、3点である。0マナから超重量級まで揃うアーティファクトは、どれが軽く、どれが重いのかなかなか判断しにくいものがあるが、全体的に見れば軽量な部類に入ると言えるだろう。入れようと思えば、どのようなアーキタイプにも搭載可能だ。

 

 さて。問題の能力である。順番に見ていきたい。

 

 一つ目の能力は、タップと(1)を支払うことでこのカードをアンタップする、というものだ。単体ではあまり意味がない効果だが、この効果がついている事でこの「威圧の杖」は特別なポジションを手に入れているといっても過言ではない。

 

 二つ目の能力は、タップと(2)でライフを1点回復する、というものである。非常に効率が悪い能力で、使う機会は少ない。

 

 次に3つ目の能力。タップと(3)を支払うことで、クリーチャー1体を対象としてそれをアンタップする、というものだ。このカードのメイン能力その1である。対象に取ることができるクリーチャーのコントローラーに制限がなく、幅広く使える効果である。

 

 更に、4つ目の能力。タップと(4)を支払うことで、クリーチャー1体を対象としてそれをタップする、という効果である。これもコントローラーの制限が無く、使いやすい。

 

 そして最後の効果は、タップと(5)を支払いカードを1枚引くことができる、というもの。マナ効率は良くないが、この効果もコンボ向けの効果である。

 

 マナさえあれば何でもできるこのアーティファクト。やはり、無限マナが出るデッキで運用したい。

 

 

 無限の"心臓"

 

 MTGの世界には、いろいろな無限マナコンボがある。「パリンクロン」と「High Tide」を組み合わせたもの。「金属細工師」と、この「威圧の杖」。「侵入警報」と「禁忌の果樹園」。あるいは、「ヴィリジアンの社交家」と「暗黒のマントル」。

 

 しかし、無限マナを出すのは過程に過ぎない。そのマナをどのようにして使うかが重要である。

 

 そしてこの「威圧の杖」ならば、すべての機能を勝利に繋げる事が可能だ。

 

 

 ドロー&キャスト

 

 1つ目は、やはり無限マナを大量に注ぎ込んだ無限ドロー。無限に発生したマナの色が合ってさえすれば、引いてきたカードをすべてプレイする事も可能だ。

 

 ライブラリーをすべて引き切る事ができるなら、無限コンボが達成できた時に備えてソレ用のカードを1枚仕込んでおく事もできる。例えば「歩行バリスタ」が1枚入っていれば、このカード1枚でそれを掘り当てる事ができ、速やかにゲームを終わらせられる。

 

 また、無限にライフを得ることもできるため、「霊気貯蔵器」などで50点火力を叩きつけることも可能だ。

 

 コンボさえ動き出してしまえば、相手にターンが帰ることはないだろう。

 


 決め手として

 

 勝ち手段がクリーチャーなどであれば、このカードはコンボ以外でも力を発揮する。

 

 例えばクリーチャーを数体展開した後、このカードを使って相手のクリーチャーをタップすれば、地上戦を有利に運ぶ事ができる。トロンやハートビート系のデッキであれば複数回起動することもでき、少数精鋭のデッキが相手ならば、ブロッカーを完全排除することも不可能ではない。

 

 

 コンボパーツ

 

 そして何より、このカードが無限マナを発生させるパーツとなれる点が非常に優秀だ。クリーチャーをアンタップできるため、5マナ以上出るクリーチャーであれば簡単に無限マナを発生させられる。

 

 例えば「古きクローサの力」を使った「ヴィリジアンの社交家」や「金属細工師」などだ。

 


 3マナでありながら、実に多芸なアーティファクトである。

 


 このカードを総評すると

 

強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・マナさえれば何でもできる)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★★★★★(星5・有用な効果の塊)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★★★★☆(星4・動かされるとほぼゲームセット)

 

 今回は、ミラディンで登場した複数の機能を持つアーティファクト、「威圧の杖」を紹介した。一時期禁止されていたが、今ならばモダンでも使用可能である。やや高いが、茶系のデッキを組むのなら使ってみても面白い。

スポンサーリンク

?

広告について

 当ブログでは、第三者の広告配信サービス(google adsense)を利用しています。これら広告配信事業者は、各ユーザーに適した広告を配信するため、当ブログや他サイトへのアクセスに関する情報(Cookie)を使用することがあります。これらの情報は、氏名、年齢、住所や電話番号を含みません。

 またGoogleアドセンスに関して、このプロセスの詳細やこのような情報が広告配信事業者に使用されないようにする方法については、こちらをクリックしてください。

また、本巣への問い合わせの場合はこちらから