好きなカードを紹介していく。第146回「血の署名」

 ごきげんよう。本巣だ。今回は、黒によく見られる、ライフ損失を伴うドローカードを紹介したい。

 

 これだ。

 

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画像引用元: Gatherer - Magic: The Gathering

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血の署名 (黒)(黒)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚引くとともに2点のライフを失う。

 

 

 かつての黒系デッキにおける定番のドローカードである。

 

 詳細を見ていこう。

 

 まずはマナコスト。黒のダブルシンボルのみ、計2点である。軽量ながら、黒の色が強く、黒単、あるいは黒を中心としたデッキでなければ最速キャストは難しい。効果としては「夜の囁き」の色拘束が強くなったカード、と見る事ができる。

 

 しかし、効果は若干の差異がある。

 

 このカードの効果は、プレイヤー1人を対象として、そのプレイヤーはカード2枚を引き、2点のライフを失う、というものだ。

 

 「夜の囁き」の場合、"あなた"となっているため自身のドローとしてしか使えないが、このカードは他人にも引かせる事が可能である。

 

 今回は、この差異がどのような影響を及ぼすのか考えていきた。

 

 

 微差でも

 

 基本的に、2枚以上のドローはアドバンテージ獲得のために行う。そのため、カードを1枚使って相手に引かせるなら、こちらは3枚分の損失を被ってしまう。

 

 通常ならば損しかない行為だが、これはメリットにもなりうる。

 

 

 最後の押し込み

 

 ウィニー系デッキなどを使っていると、盤面が揃い始めた終盤でクリーチャー性能の差でダメージが通らなくなってくる。序盤や中盤に攻め立てた事で瀕死まで追い詰める事ができたが、肝心のとどめまで一歩足りない。

 

 そのような状況ならば、このカードは非常に頼もしい。

 

 このカードのドロー対象を対戦相手にするのである。相手にカードを引かせてしまう点はデメリットだが、最後の2点を削りきる為に撃った場合、呪文の解決と同時に勝敗が決し、相手が新たに呪文を唱える隙はない。

 

 しかし、これに対応して回復スペルなどを撃たれると単純に3枚分のディスアドバンテージが発生してしまう為、相手の手札に何があるのか慎重に考えて行動しなければならない。

 

 

 コンボの一部に

 

 "ドリームボックス"というコンボデッキをご存知だろうか。「地獄界の夢」と「テフェリーの細工箱」の2枚を用いたコンボを核としたデッキである。

 

 「地獄界の夢」は、対戦相手がカードを引くたび1点ダメージを与えるエンチャント。そして、「テフェリーの細工箱」は手番プレイヤーのアップキープに手札をライブラリーボトムへ送り、同じ数だけ引く、というアーティファクト。

 

 動作は非常にシンプルで、相手の手札を「テフェリーの細工箱」で回転させ、その際のドローで誘発するダメージによって勝利を目指すデッキである。

 

 このデッキに「血の署名」を搭載すると、相手に2枚引かせつつ、ライフを4点奪い取る事ができるカードとなる。

 

 更に、「テフェリーの細工箱」は効果が手札の枚数に依存する為、インスタントではないカードを引いた場合は、アップキープに入れ替える手札の枚数が増え、実質6点ダメージ相当の威力となる。

 

 これも使いどころを誤ると大きな不利を被るが、手札を枚数が足りず次のターンで仕留められない、などという状況に使えるのである。

 

 

 普通に使っても

 

 さて。ここまではコンボやとどめなど、本来の用途とは違う点を紹介してきた。

 

 しかし、単純に自身のドローとして使っても強い。ライフロスはあるものの、そのドロー効率は青を超えるレベルのものである。

 

 特に2マナに限定すると、「映像のもつれ」は他のプレイヤーにも引かせてしまい、「危険な研究」はパーマネントを1つ失ってしまう為、実質の枚数は変わらない。

 

 2マナでカードを2枚引け、更におまけの用途まであるのなら使わない手は無いカードだ。

 


 このカードを総評すると

 

強さ ⇒⇒⇒⇒⇒ ★★★★☆(星4・黒単ならば必須レベル)

面白さ ⇒⇒⇒⇒ ★★★☆☆(星3・ドローにも火力にもなり得る。高汎用)

理不尽さ ⇒⇒⇒ ★★☆☆☆(星2・2枚という絶妙な枚数。カウンターを切るか迷う)

 

 今回は、黒の優秀なドロースペルである「血の署名」を紹介した。色拘束がきつく、黒の濃いアーキタイプでなければ搭載は難しいが、使えるのなら非常に頼もしいスペル。信心など、色の濃いデッキのアドバンテージ要員として使ってみては如何か。

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